Red Lion Table Company 7 Drawer Chest

“既存のモノにいかに新しいデザインを落とし込むか”をテーマに、各メーカーやデザイナーたちがしのぎを削っていたミッドセンチュリー期。 ミッドセンチュリーデザインは現代でも通用するだけでなく、今見ても新鮮に映るプロダクトが多く、家具好きを楽しませてくれるモノばかり。本日は日本での知名度はやや低めながら、グッドデザインな家具をラインナップしていたアメリカの“レッドライオン・テーブルカンパニー”社のチェストのご紹介です。

ミッドセンチュリーってこんなに楽しい

>>この商品の詳細を確認する 耳慣れない名前の“レッドライオン・テーブルカンパニー”ですが、ペンシルバニア州で20世紀初頭に家具造りを始め、ミッドセンチュリー期に隆盛を極めたブランドです。テーブルカンパニーという名前ながら収納家具を得意としていたのか、アメリカらしいスクエアなフォルムのサイドボードやチェストを多く手掛けていたようです。綺麗に残ったロゴのライオンが良い感じですね。 こちらのチェストもパッと見はThe US Vintageといった直線的なフォルムですが、ちょっと視線をずらしてみると、なんとドロワーが波型になっている遊び心のあるデザイン！ さながらサバンナを駆けるライオンのタテガミ…をイメージしたのかは分かりませんが、改めてミッドセンチュリーデザインの面白さを感じさせてくれます。 外側の重厚な無垢材はマホガニーでしょうか。かなり退色が進んだヴィンテージの雰囲気満天のヤレた質感が格好いいですが、ドロワーの底はキラキラした綺麗なマホガニーの化粧板が用いられており、その対比もまた面白いポイントです。 あまり目に付く場所では無いので、所有者だけが味わえるお楽しみですね。 USヴィンテージの定番スペックであるブラス(真鍮)パーツ。くすんだブラスが加わることでヴィンテージ感が際立ちますよね。個人的にもブラスがさり気なく使われている家具って格好良くてオススメです。 これも変わった形ですね。さながらライオンの…ごめんなさい思いつきませんでした。 2サイズ7杯のドロワーを備えた高い収納力が魅力です。高さ約120cmほどと、テーブルランプや観葉植物などがちょうど目線の高さに入るので、お気に入りの雑貨を飾るスペースとしても申し分ありません。 備え付けの収納の無いワンルームは、衣類などの収納家具にも気を使うもの。たくさん仕舞えてデザイン性も高いチェストをお探しの方には是非チェックして頂きたい逸品です。 とにかく国内での流通量が少ないブランド。これを逃したらもう手に入らないと思われます。学芸大学店に展示中ですので、お買い求めはお早めに！