Rougier
Rattan steel lounge chair
「朕は国家なり L'État, c'est moi.」
これはフランス王室のルイ14世の言葉です。王の権力が国そのものという事を表した糸事です。当時は絶対王政の時代で王室内は煌びやかで豪華な食事をとり、庶民は貧しい生活を強いられていました。怖い時代です。
少し話はそれますが、そんなフランスの映画は結構オススメです。普通の洋画や邦画に飽きてしまった方はもしかしたらハマるかも?一番有名なのは「アメリ」これは外せないと思います。あとは「タイピスト!」や「ココ・アヴァン・シャネル」等々。
アメリカ映画と違い派手な演出や激しい心理描写が少なく、自然でナチュラルでスタイリッシュな雰囲気があります。
今回はそんなフランスから、絶対的存在感とスタイリッシュな雰囲気を持ち合わせたラウンジチェアのご紹介です。
洗練された迫力

こちらはルージェ Rougier社で1950年代に製造されていたビンテージの籐製ラウンジチェア。
手掛けたのはフランス人女性デザイナーのジャニーン・アブラハム Janine Abrahamとオランダ人男性デザイナー・ディルク・ジャン・ロル Dirk Jan Rolのカップルです。二人は他にも籐製の作品を残しています。

ホワイトカラー加工された籐のフレームは、籐の柔らかい質感や雰囲気を持ちつつも、パッと視界に入る存在感と清潔感を感じさせます。

曲木加工により美しい丸みとカーブを実現しており、1950年代の物とは思えない程のハイクオリティな仕上がりに。まさに職人の腕が光る逸品です。玉座のようなおにぎりのような独創的なフォルムはジャニーンとディルクの愛から生まれる発想なのかもしれません。

背もたれやフレームは、太めの籐で隙間を空けて編まれており、1本1本は堅固ながらスッキリと軽やかな印象に変化しています。どう編み込まれているのかを見て楽しめるのは一つ特徴的なポイント。

内部が見れるのは、大型のラウンジチェアならではのデザインと言えるでしょう。籐家具というとみっちり編み込まれている物が多い中、内部構造が見れるこちらは唯一無二。

このラウンジチェアの中でも座面はみっちりと編み込まれており、安定感と頑丈さを備えた構造に。ラウンド型の座面のデザインの精密さはついつい見とれてしまいます。

また、クッションは取り外し可能なので、お好きなクッションや毛布などを掛けてアレンジすれば可愛らしい雰囲気にも変身します。

脚部はフレーム部と異なり細身のブラックスチールで構成され、上部の重厚感を打ち消すかのような軽やかなデザイン。

広がりを持った前脚2本、後ろ足はU字のヘアピンレッグで、フレーム部を支えています。座面下には座面を支えるスチールフレームがあり、耐久性は抜群。座面も大型ながら籐なので、軽量で細身の脚部でも問題無く支えてくれます。

玉座のようなおにぎりの様な独特なフォルムのこちらは、ラウンジチェアとしては勿論、オブジェや撮影アイテム等としても活躍してくれる事間違いなし。ホームユースは勿論、店舗什器やショーウィンドウなどそのフォルムを活かし、様々なシーンでも存在感を放ってくれるでしょう。

フランスヴィンテージでかつ、1950年代製造という日本のビンテージ市場でも流通量が少なく、滅多にお目にかかることのできない希少なアイテム。
存在感とスタイリッシュな雰囲気を併せ持つこちらのラウンジチェア。ミッドセンチュリーやモダンスタイルとも相性もよく、ラグやファーなどを敷いてフランスらしく少しエロティックでダーティーな雰囲気にするのもオススメ逸品です。











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