Louis Poulsen
AJ floor lamp
光とデザイン。照明としての機能を果たしながらデザインの優美さを表現し、互いに作用させるのは至難の業です。
その困難な壁に立ち向かったのは、ルイスポールセン Louis Poulsen。
単にランプをデザインするだけではなく、屋内そして屋外で人々が心地よいと感じる雰囲気を生みだす光をかたちづくってきたブランドです。
そんな同社の、魅力的な空間を作りだすシンプルで美しい名作のご紹介です。
不朽の名作
>>この商品の詳細を確認する
こちらは、”ルイスポールセン Louis Poulsen” の 『AJ フロアランプ 』です。
手掛けたのは、美への追及に一切の妥協を許さない アルネ・ヤコブセン。
自らが設計した建築物に自らがデザインした家具を置き、空間を全てプロデュースする完璧主義者として知られる巨匠です。
1960年。コペンハーゲンに22階建てのSASロイヤルホテルが開業。このホテルの設計を行ったのは アルネ・ヤコブセン。
完璧主義者の同氏は、建物のみならずオリジナル家具やユーティリティアイテムのほぼすべてを設計しました。
開業に向け、1957年に【AJ ランプ(テーブル、フロア、ウォール)、AJロイヤル】の4つのライトをデザイン。
その中でもAJフロアランプは、同氏の最も知られたプロダクトデザインの1つとして今もなお愛され続けています。
円、円柱、三角形と線で構成されたデザイン。幾何学的ながらストレートに表現された佇まいは、自身の建築にも通ずるスタイルです。
シンプルだけどアクセントの効いたデザインは、空間に溶け込みつつも存在感も発揮するはず。
カラーは爽やかなペール・ペトローリアム。色合いとしてはターコイズに近いです。
ポップさを感じさせつつも落ち着きある色合いなので、空間に程よく溶け込んでくれるでしょう。
見た目の良さも勿論のこと、その機能性の高さもヤコブセンらしい部分。
シェードは上下に角度の調節が可能で、その内側は柔らかな反射光を生むための白色塗装がなされており、上方にも下方にもピンポイントで暖かな光を灯します。
また、軽量で持ち運びしやすいため、生活の苦にならない点も魅力的です。
彼の「美しいものを作るのではなく、必要とされているものを作る」というモノづくりの哲学を強く感じられる作品です。
陰影を楽しむ。夜の長い北欧では”トーンの落ち着いたやわらかな灯り”が求められてきました。
その灯りの優しさは人々を心地良くさせ安らぎの世界へと案内してくれるでしょう。
インプションでは久々の入荷となったAJ フロアランプ。この機会をお見逃しなく。