Louis Poulsen
Doo-Wop
男心をくすぐるような"カッコよさ"のイメージがあるミリタリーアイテム。
しかし、そのようなイメージとはまた違った、お洒落なファッションやインテリアとして現代に受け入れられているアイテムも中にはございます。
そしてそれはファッションや家具だけにとどまりません。
本日は、1952年にデンマークの老舗照明メーカー「ルイスポールセン Louis Poulsen」が、デンマーク海軍施設局のためにデザインを手掛けた、"可愛らしい"ペンダントライトのご紹介です。
イメージを変える一品
1874年にデンマークのコペンハーゲンにて設立した老舗照明ブランド” ルイスポールセン / Louis Poulsen ”。「形態は機能に従う」というスカンディナヴィア・デザインの伝統の基、自然な光をサポートするアイテムが魅力的です。
様々なデザイナーとコラボし、時代や流行に左右されない数多の名作照明を世に輩出し続けています。
そんな同ブランドから販売されている「 ドゥー ワップ / Doo-Wop 」。
近代照明の父とも呼ばれた巨匠ポール・ヘニングセンとデンマーク海軍施設局の協力によって1952年に発表されたペンダントライトの復刻品。
販売当時は「ネイビ―ペンダント」と呼ばれ、オフィスや公共施設をはじめとした様々なシーンで使用されていました。
80年代に一度生産は終了しましたが、2012年にドゥーワップという名前に生まれ変わり再生産が開始。
コンパクトなサイズと、継目の無い一体成型によるコロンとしたキュートなフォルムは、往年のファンは勿論、新たなファンも獲得しました。
今回入荷したものは、現在廃盤となっているライトブルーカラー。
淡い色味が清潔感と可愛らしさをプラスしてくれます。
外側のシェードはツルンとした光沢を放っており、内側のシェードは光沢の無い艶消し仕様です。
熟練の職人によって昔と変わらぬ絞り成型と、縁に精巧な巻加工を施されて造られるシェードは、刺激のある余分な明るさをカット。
外側のシェードは上下に優しい光を放つ事で空間を照らし、内側のコーンはライトの光を明るく下方向に放ちます。
日中消灯している際もインテリアとして存在感を放ち、真鍮部分が日の光によって様々な表情をみせてくれます。
ポール・ヘニングセンらしい、照明器具としての利便性とインテリア性の高さを両立したこちら。
お部屋の雰囲気も、そしてミリタリーアイテムのイメージも変える逸品です。