LYON
5-TIER LOCKER-LOUVER
雨が・・・降りそうで・・・・降らないっ。
いや、降っているタイミングはあるんですけどね。
先日の夕焼けがやたらと赤かったので今日はしっかり降るのかなんて思っていましたが、足許が濡れずにすむのならありがたいことです。
歩く人も心なしか多い、経堂店はすずらん通り。
本日はいつだって定番ド真ん中な人気プロダクトのご紹介です。
このアイテム。探している方も多いのではないでしょうか。
INDUSTRIAL
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家具好きなら知らない人はいないであろうインテリアブランド、パシフィックファニチャーサービス(P.F.S)。
ぶれない価値観に基づいて取り扱われるアイテムは、いずれも便利に使えるものばかり。
1920~30年代辺りのアメリカの雰囲気が好きな方はオリジナルプロダクトの出来の良さにいい意味で困っていると、私は確信しています。
恵比寿にあるパーツセンターは、モノがありすぎて一日では見切れないかもしれません。お近くの際は是非一度見てみて下さい。
R&B Wire Products、DURHAM、JIELDE、CLARIN、EBCO、METAL SISTEM・・・オリジナルプロダクト以外も名品ばかり。
取り扱われているアイテムに共通するのはいずれもリアルな「インダストリアル」であること。
実際に学校や施設、店舗といった多くの人々がハードに使用する環境で採用されているこれらのブランドアイテムにはタフネスが光ります。
ですが、ただ頑丈なだけなら世の中にはもっといろんな選択肢があるのも確か。いったい何故こんなに惹かれるのでしょうか。
今回のロッカーはLYON(リオン)社の1台。アメリカをはじめ、多くの国にスチールファニチャーを届けています。
「ロッカー」と聞いてイメージする形がそのまま表れたかのような姿形です。
色々とバリエーションはありますが、今回はスタンダードな5枚扉仕様。
収納は最下段が少し広めですが均等に分けられていて、複数人でも不平等を感じることなくお使い頂けます。
戸板のツマミを孔に差し入れる事で開閉するアナログなつくり。
開閉する時に聞こえるスチールの「ガコン」という感触、お好きな方も多いのではないでしょうか。
もちろん日本にもロッカーはあります。それはそれで味わい深さがあるのですが、優れたインダストリアルには「味」があります。
味とは何か。それは一つの揺るぎない姿勢から表れるカッコよさだと思います。
誰か特定の人のためではない。だから誰でも可能な限り便利に使えるもの。
余分なものはいらない。だから必要な製造工程の中で毎日楽しく使えるもの。
消費者や小売店といった姿の見えない誰かに甘えるのではなく、自らの姿勢を貫いて作られたと感じられるほどのアイテム。
まるで尊敬する人の背中を見るような、頼もしい姿。だから、カッコイイのです。
傷付いて当たり前、それでもヘタレないアイテムだから対等に付き合える。付いた傷も味わいになる。
今回は馴染みの良いアイボリーカラー。是非ガンガン使ってその味を楽しんで下さい。
外見が変わっても、ヘタレずにいる姿が魅力的なインダストリアルアイテムのご紹介でした。