LIGHTYEARS / Fritz Hansen
RADON
空間に命を吹き込む照明。
照明には他のインテリアには無い照明だけが持つ魅力があります。
それは光を放ち、光を与える点です。
本日紹介させて頂くのは「照明は空間に命を吹き込むもの」という視点により生み出された、美しさと機能性溢れる名プロダクト。
“ライトイヤーズ / LIGHTYEARS”より「ラドン / RADON」テーブルランプのご紹介です。
灯るデザイン
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半球体のシェードから延びる三本脚。
無駄な引っ掛かりの無いミニマルなフォルム。
この照明はデンマークを代表する若手デザイナー、ハンス・サンガイン・ヤコブセンによってデザインされました。
幾何学的なシンプルさを好むハンス・サンガイン。
デンマークの若手工業デザイナーのなかでもとりわけ才能と妥協を許さないクラフツマンシップをもち、北欧の有力メーカーで工業デザインを手がけています。
ラドンは彼のトレードマークとされるプロダクト。
限りなく完璧に近い幾何学的なシンプルさに宿された灯は多くのファンを魅了しました。
シンプルな造形に隠された機能性。
半球体のシェード内部には反射板が設けられており必要な場所に効率的に光をもたらすことが出来ます。
コンパクトなサイズ感からは想像も出来ない灯は空間に命を吹き込みます。
シェードのポジションは90度と広範囲に稼働。
これにより直接光と間接光の両方を実現しています。
多様な灯を必要とする生活に柔軟に溶け込んでくれます。
ランプトップにはトグルスイッチを配置。
抜群の操作性を誇りながらも決してデザインの邪魔をしていません。
ハンス・サンガインの特色でもあります。
電源コードの配線もポイント。
照明の雰囲気やデザインを損なう原因でもあるコードを脚に貫通させることでデザインの良さを最大限にまで引き立てています。
各パーツにはマット仕上げが施されており、ラドンのフォルムをより特徴的なものにしています。
点灯時は勿論、消灯時も変わらない魅力を放ちます。
安定性を高めるために取り付けられた足先のラバープラプレートもデザインの意匠。
金属の冷たさを中和し全体のバランスを保つ役割を担っています。
生活するうえで必要不可欠な照明。
太陽光の無い時間に灯をもたらす大切な存在です。
日本はシーリングライトの普及や日照時間の関係で意識する機会は少ないそう。
照明の灯は多種多様ですが照らすだけが目的の照明では生活が退屈なものになってしまいます。
照明が暮らしの質や空間を変えてしまうほどの力を持っているのも事実です。
空間に命を吹き込む名照明のご紹介でした。