Eurpean Vintage
Lounge Chair
皆さんが家具を選ぶ基準はなんでしょうか?
使い心地、デザインがしっくり来る事は勿論、ブランド、デザイナーなんかの事もじっくりと調べてから買ったものは愛着もひとしお。
しかしながら世の中には、特にビンテージ品に関してはブランドもデザイナーもはっきりしないものが沢山ありますし、分からないならばそれはそれで魅力的に見えて来るものです。
ミステリアスを楽しむ
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今回紹介するのもミステリアスな部分が多い1点。
刻印より日本を代表するヨーロッパビンテージ家具ショップ"ロイズアンティークス"にて取扱いがあった事は分かりますが、ブランド・デザイナー・生産国は不明です。

しかしながらどうでしょうこのデザイン。無名なはずが無い……のですがネット上では全く情報が出て来ません。
確かな事はクッションのジッパーにはデンマーク"LYSTA"社のものが使用されているという事。あとはやっぱりかっこ良いと言うことくらいでしょうか。

フレームはブラックに塗装された木製。
背もたれからシートにかけて一直線に伸びるアームの形状が何とも特徴的でスタイリッシュ。
アーム中程にはチーク無垢材による腕置きが配置されており、シックな中に温かみと彩りをプラスしています。

背座の取り外し可能なクッションは贅沢なレザーカバーリング仕様。
後付けの可能性もございますが、パッチワークのようにパーツが縫い合わされており何やら非常に凝っています。内部のクッションもレザーの縫い目に合わせて区切りが付けられていたりと非常に手の込んだ造りでございます。

シートは後ろに向かい傾斜が付けられ、自然と深く腰掛けリラックスした体勢に。またクッションのくびれが体に沿い、フィット感のある座り心地をお楽しみ頂けます。

お気に入りの家具を買ったならば、とっておきのうんちくを語る楽しみ方もあれば、ウンウン考えながら付き合う楽しみ方もあります。
今回紹介の1脚はどちらかと言えば後者の方。いつか正体が分かる日が来るかも知れませんが、今のうちは是非「分からない」を楽しみながらお付き合い頂ければと思います。
かっこ良い事は間違いないのでご安心を!
