ヨーガンレール Jurgen Lehl ババグーリ Babaghuri チーク無垢材天板 鍛金銅脚 ダイニングテーブル ~教科書のない世界~

UPDATE: STAFF:よしお
ヨーガンレール Jurgen Lehl ババグーリ Babaghuri チーク無垢材天板 鍛金銅脚 ダイニングテーブル ~教科書のない世界~

ヨーガンレール Jurgen Lehl ババグーリ Babaghuri チーク無垢材天板 鍛金銅脚 ダイニングテーブル ~教科書のない世界~

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Jurgen Lehl / Babaghuri
Solid teak dining table

本日は、人の感性を刺激する自由なフォルムが、素材の個性を引き出すプリミティブなデザイン" ヨーガンレール / Jurgen Lehl "『 ババグーリ / Babaghuri チーク無垢材天板 鍛金銅脚 ダイニングテーブル 』のご紹介♪

教科書のない世界

" ヨーガンレール / Jurgen Lehl "はポーランド生まれのドイツ人デザイナーのヨーガン・レールにより1972年に創業した日本のファッションブランド。天然素材を使用した丁寧なモノづくりにより生まれる自然の恵みを感じさせるプロダクトを提案しています。同氏はニューヨークやパリでテキスタイルデザイナーとして活躍した後に、1971年に来日。晩年は石垣島に移住し大自然の中で活動を続けていました。

都会の喧騒にあっても、大自然に抱かれているかような心安らぐアイテムを作り続ける同氏のスタイル。それは日本の茶道において、忙しい町人達が茶の湯を楽しむ為に理想とした「市中の山居」という言葉を連想させる取り組みです。

同社が2006年に立ち上げた" ババグーリ / Babaghuri "は、衣類にとどまらず、家具、インテリア、キッチンウェアを手掛ける自社ブランド。特に家具のラインナップは、中古市場でも高い注目を集め、素材の個性が表に出るどこか原始的なフォルムデザインが特徴です。

同作は良質なインドネシア産のチーク無垢材を使用した一枚板天板に、鍛金加工で仕上げられた銅脚を組み合わせた圧倒的な存在感を放つダイニングテーブルです。

継ぎ目のない一枚板はインドネシアの現地職人がハンドメイドで削り出し、約4.5cm厚の肉厚な天板に。無垢材を繋ぎ合わせる従来のダイニングテーブルとは異なる自然の息吹を感じさせます。

太鼓の様な、キノコの様な、流行りの北欧家具とは対照的でどっしりとしたベースは、木槌で叩いて曲げや打ち付けの跡を表現する鍛金加工。木製天板に対して、金属素材を組み合わせる工業系家具に多く見られる手法ながら、同系色で統一感を持たせる事で形の調和と素材の差異が楽しめる個性的な存在を実現しています。

綺麗に製材された正円とは違う少し歪な円形。それを製造する為の指示書、図面は存在せず、何を完成とするかは作り手である職人次第。その人の経験や勘、感性が問われます。

ふと岡本太郎が語っていた事を思い出しました。画用紙と鉛筆だけ渡されて「自由に描け。」と言われ、それは何となく出来そうな気が一瞬するが、鉛筆を持って白い紙と対峙したその瞬間から、" 自由な線 "1本すらひけない自分に気が付く。

「図面通りに正確に作ってくれ。」と言われる不自由の方が、「自由に良いものを作ってくれ。」と言われるよりも容易であるという事。

本当の意味での" 自由 "とは言葉の響きこそ良いものの、教科書のない、正解のないものに対峙する事はとても勇気がいるものです。



ヨーガンレール Jurgen Lehl ババグーリ Babaghuri チーク無垢材天板 鍛金銅脚 ダイニングテーブル ~教科書のない世界~

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