yamagiwa MOONBIRD Task Light

地球のお隣りの惑星、火星。今人類の向かう先は、月ではないらしいのです。 縄文時代から月を愛でる習慣があったとされる日本人の感覚からすると、月のほうが圧倒的にロマンチックな気がするのに。 多くの和歌に詠まれ、月見の風習もある。かぐや姫は月に帰り、夏目漱石は「月がきれいですね」と書いた。 やっぱり、心を奪われるのは月のほうです。

月夜の鳥

>>この商品の詳細を確認する 「ムーンバード | MOONBIRD」。月の名をもつタスクライト。 直接的な月ではなく、月光の下に静かに佇む鳥をイメージして作られました。 滑らかさが際立つフォルム。思わず息を呑んでしまうような、粛々とした存在感。 一目見て、soundless（サウンドレス=無音）の美しさを感じさせてしまうほどに、デザインのイメージがすんなりと入ってくる佇まいです。 ビーチ積層材をひとつひとつ丁寧に削り出すことで作られる見事なプロポーションは圧巻。 特に先端の発光部は、光源があるとは信じられないほどに極限まで薄く仕上げられています。 ここまでできるのもすべては先端技術の功績。LEDができたことで、照明デザインはより自由になりました。 ムーンバードもまた新しい技術に支えられて生まれ、そして多くの人の手元を照らすタスクライトとなったのです。 ボディラインを強調する青白い光は、LEDならでは。特にライトをつけた時の静寂は、まさに月夜の鳥そのものです。 そして消灯時には、ウッドオブジェのようにシンプルに自然素材の温かみを堪能頂けます。 手掛けたのは、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫氏。照明のほかにも家具やホテルなどの空間、鉄瓶などのテーブルウェアを数多く生み出した氏は、今年3月に60歳の若さで急逝されました。 そしてこのムーンバードもまた生産を終了。 プロダクト自体がもつ静けさが空間を包み込み、手もとだけを明るく照らす。そんな静寂をぜひお楽しみください。