yamagiwa
SATURNO pendant light
世界中のモダンデザインから、クラシックデザインまであらゆる照明を取り揃えるヤマギワ/yamagiwa。そんなヤマギワから1970年頃に発表された、本澤和雄によるデザインのペンダントライト『サツールノ/SATURNO』。様々なバリエーションがあり、今回は小振りなペンダントが用賀店入荷しましたので、ご紹介させて頂きます。
近未来的なペンダントライト

サツールノがデザインされたのは1960年代後半。日本では、モノづくりにおいて欧米の模倣が当たり前であった時代に、どこの何にも似ていない独自のアプローチがヨーロッパで高く評価され、後に1970年にヤマギワより商品化されました。そしてドイツの、iF賞を受賞し様々なデザイナーに影響を与えた作品となっております。

SATURNO(サツールノ)"はイタリア語で「土星」という意味。スチールメタルのリングをレイヤー状に積み上げ、まさに土星表面の縞模様の雲の層を表現しています。8枚のルーバーから漏れる灯りと、下から照らす灯りで空間を照らします。電球は口径26ミリの一般球を1点使用で、LED電球も使用可能です。引っ掛けシーリング付き。

当時のカタログでは「通常照明10台分の材料と手間をかけている」と記しており、パーツの構成数や本体の重量からも非常にコストのかかった構造となっています。当時のヤマギワの、モダンデザインに対する意気込みが感じられるプロダクトです。

クロームメッキの隙間から漏れる灯りが大変美しく、近未来的なイメージ。とても70年代につくられたとは思えないフォルム。光とのコントラストが美しく完璧なドームをつくりあげ、存在感あるモダンスタイリッシュな逸品となっております。
----------------- SPEC -----------------
Item number : RC17-19
Size : φ30×H20cm
Price : SOLD OUT
詳しい画像やコンディションは
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