Moroccan Beni Ouarain

こんにちは！祖師谷大蔵店の本日のブログでございます。私がモロッコについて初めて知ったのは高校時代に友人が「海外旅行に行くならハワイとかパリじゃなくて、モロッコみたいなちょっとマイナーな所が良い！」と言ったためでした。そんな出来事から10数年、現在モロッコはフォトジェニックな風景やたくさんの猫ちゃん、カラフルな民芸雑貨などで大人気な国となっています。テレビや雑誌でも取り上げられる某モロッコ専門雑貨店なんかも人気ですよね。そして本日ご紹介するのはモロッコのラグ、“ ベニワレン (ベニオワレン) ”。知っている方もそうでない方も、魅力がたっぷりの素敵なラグなので是非最後までお付き合いください。

憧れのベニワレン

>>この商品の詳細を確認する 上質なウールとナチュラルなカラー、ふかふかの肌触りが特徴的なベニワレン。デザインはひし形模様が多く使われており、個人的には幾何学的なデザインによってモダンな印象を持ちます。もちろんその通りのモダンテイストでも、はたまた北欧テイストでも、ナチュラルテイストの中のワンポイントでも、どんなテイストにも使えるその使いやすさが人気のラグとなっております。 一度聞くとなんだか耳に残りやすいしっくりとくる語感の“ベニワレン”。そう呼ばれるのは中アトラス北東部にあるベニワレンという村で作られている為です。しかも作っているのは女性職人！というのも、ベニワレン族の女性は結婚が決まると、婚約から数か月の時間をかけて子羊の毛を丁寧に紡ぎ、織って、花嫁道具として持って行くのです。伝統の技術が込められた唯一無二のラグというわけですね。 そんな伝統を感じる一番のポイントがベニワレンのひし形。実はこれは単にオシャレにデザインされただけでなく、「家を守る」という意味が込められているそうです。可愛い上に素敵な意味合いを持っているなんてなんだかお得な感じがします。 そんな意味を持っているベニワレンは新居に越した方や、新生活を始めるお子様へのプレゼントなんかにはピッタリかもしれません。絶対に外さないシンプルなデザインですので、喜ばれること間違いなしだと思います。 また、天然ウールは湿気を吸い水を弾くといった性質があるので、ムシムシと暑くなるこの先の季節もサラっと快適にお使い頂けるのです。しかもこのベニワレンはあまり見かけないブラウンのウール。暑苦しさもない丁度いい落ち着いたブラウンはオールシーズンばっちりな素敵な雰囲気を持っています。余談ですがこの毛を持った子羊は絶対に可愛いと思います。 決してお安くはないベニワレンですが、素材の質の良さや意味合いを知ると納得の逸品かと思われます。なかなか手に入らない希少な1枚を是非手に入れてみませんか？