mina perhonen × Masanobu Ando
choucho Tea Pot
冷え込みがいよいよ冬らしくなってきたこの頃の楽しみは、まったりと過ごす夜のコーヒータイム。
ずっとコーヒーの味なんて自分には分からない(=どんな味でもいい)と思っていたのですが、最近ようやく好みがあることに気づきました。
酸味は少なく、香ばしさと苦みが後に残る豆がお気に入り。晩ご飯の後だけれど、ついチョコレートをつまみながら1杯やってしまうんです。
絵になるティーポット
>>この商品の詳細を確認する
本当は一緒に食べる料理やスイーツ、気分に合わせてコーヒーも紅茶も飲み分けるのが良いのかもしれません。
本日ご紹介するのはティーポット。しかも、コーヒー派の方も紅茶がきっと飲みたくなるティーポットです。
何よりもまず目に留まるのは、四角い持ち手でしょう。それからテトリスのピースのような形をした蓋のつまみ。
見れば見るほど個性的で独特な形状なのに、ぽってりとしたボディにしっくりと馴染んでいるから不思議です。
作るのは、陶作家の安藤雅信(あんどうまさのぶ)さん。岐阜県で「ギャルリ百草」の廊主を務めながら自身の作品を制作しています。
アーティスティックな雰囲気が漂う作風には、もともと歩んでいた現代美術の経験や実際にインドで学んだチベット仏教が色濃く影響しているのかもしれません。
愛用する李朝のやかんからインスピレーションを得て作られたというこのティーポット。
民芸品という暮らしの道具が根幹になっているからこそ、アートのようなのに実用品としての違和感を感じさせないのだと実感させられます。
そして安藤氏が作る生活の器に華を添え、より芸術的に魅せるのが3羽の蝶々たち。
ご存知、皆川明(みながわあきら)氏が手掛けるmina perhonen(ミナペルホネン)の「choucho | 蝶々」です。
はじまりは2010年。10年以上経った今でも企画展として年に1度だけ2人のコラボレーションが実現します。
その中で誕生したティーポットには、足し算ではなく掛け算でそれぞれの魅力が溢れているように思います。
テーブルの上にあるだけで絵になるティーポット。なんだか今日はコーヒーではなく紅茶を飲みたくなってきました。
× 安藤雅信 ティーポット
× SEMPRE 専用カバー付 artek スツール60
※ミナペルホネン好きの方には、「タンバリン | dop」もおすすめです。