MARUNI COLLECTION
Traditional Sofa
日本を代表する老舗ブランドのひとつ、マルニ木工が外部のプロダクトデザイナーを招いて展開している“MARUNI COLLECTION”。
マルニの原点を見つめ直すというプロジェクトであり、2010年のスタートながら、早くも世界中で支持されております。
今回はマルニのロングセラーシリーズをリファインした“トラディショナル Traditional”ソファのご紹介です。デザイナーは世界を股にかけて活躍する深澤直人氏。
学芸大学店でもご紹介させて頂きましたので、宜しければそちらも是非ご覧ください。
https://tokyo-recycle.net/archives/?p=241538&preview=true
モダンライフにクラシックを
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長い歴史を持つマルニ木工のラインナップの中でも息の長い“地中海”や“ベルサイユ”シリーズは、フランスのクラシカル様式を落とし込んだ、重厚かつ華やかなデザインで一世を風靡しました。
時代の移り変わりと共に家具のニーズも変化する中で、それらを現代的に再解釈したのがこちらのトラディショナルソファ。
緩やかなカーブを描き外側に広がるアームや脚部のデザイン、バックレストをぐるっと囲むファブリックなどはクラシカルな意匠ですが、全体的にかなりスッキリとした印象を受けます。
フレームに用いられているのは、生き生きとした木目のオーク無垢材です。
猫脚や柄物のファブリック、ボタニカルな装飾、一昔前のダークブラウン塗装といったクラシカルなディテールを排すことで、オークが持つ素材の良さがダイレクトに伝わってきます。
単色のファブリックも重厚感を和らげてくれており、洗練された印象に。
従来のモデルよりもややサイズが広げられており、ゆったりと腰かけられるような幅広の座面。背の高いバックレストにやや固めのクッションと、快適な座り心地を楽しんで頂けます。
主張の強いクラシカルな家具は、良くも悪くもお部屋のイメージを決定付けてしまいますが、トラディショナルソファはいい意味で“余白”のようなものを感じます。
それ一台で完結するものではなく、照明器具やサイドテーブルなどのアイテムが輝く余地のある、懐の深いソファではないでしょうか。
現代では様々なインテリアのスタイルがあり、どのようなお部屋作りを目指していくのか迷ってしまいますよね。
しっかりとした個性を持ちながらインテリアに溶け込む、というのは様々なチョイスが出来る現代においては特に重要なポイント。伝統(トラディショナル)を踏まえながら、とても現代的に磨き上げられたソファでお部屋作りしてみませんか?