MARUNI COLLECTION
T&O
美しいデザインをかたちにする、確かな技術。
使い心地と強度、経年を踏まえた家具デザインは簡単には完成しません。
本日ご紹介させて頂くのは日本の名工房とロンドンのデザイナーが生んだ美しい一脚。
マルニコレクションのT&Oシリーズです。
軽快を叶える技術とデザイン
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1928年に広島県宮島にて創業した老舗工房、マルニ木工。
同ブランドが世界的なデザイナーと共に手掛けるコレクション、マルニコレクション。
T&Oシリーズはロンドン出身のプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンとマルニ木工とがタッグを組む事で生まれた名シリーズです。
その名の通り「T」と「O」の造形で構成される同シリーズ。
T1チェアはT字の背が印象的な、一切の無駄の無いシンプルな一脚です。
椅子としての強度を持ちながらも、全体のパーツは非常に軽快。
すっきりと軽やかな見た目とバランスは試行錯誤を重ねようやく完成したかたちだそう。
熟練の技術で名作を手がけてきた、マルニ木工だからこそ叶えられた一脚とも言えます。
落ち着いたブラックの奥にはメープル材の杢目。
墨のような、気品ある仕上がりも魅力のひとつです。
ステムはカラースチール製。
薄く、細く、しかしながら確りと体重を支える。
適度なしなりとシャープさを生み出す、このチェアの要となるディティールです。
すらっと、心地よく落ちる脚は美しい角度でバランスを支えます。
シンプルの理由はここにも。
本来椅子の脚部に採用される「貫き」。
試行錯誤がこのディティールの省略を可能にしています。
コンパクトな面持ちはシーンやテイストを選ばず、凛とした存在感を持って佇まいます。
テーブルに差した際の後ろ姿も心地よく、様々なアイテムに軽快に馴染みます。
コンパクトではあるものの掛け心地は非常に快適。
安定感とホールド感ある座り心地が暮らしに確りと寄り添ってくれます。
美しい造形と家具としての使いここち。
その両方の共存。
名木工と名デザイナーが生んだ美しい一脚です。