Mart Stam
S33 cantilever Chair
1926年にデザインされた最初のカンティレバーチェアとして知られる、マルト・スタム氏デザインのS33。オリジナルは到底出回らない名作チェアだけにリプロダクト品にはなりますが、大変良いコンディションで入荷しましたので、ご案内させていただきます。
リプロダクト品といっても奥が深いのが面白い
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数千円で販売されている複製品もリプロダクトですし、今回のチェアように本格的に再現されたチェアもリプロダクト品となる訳ですが、やはり後者の品が同じリプロダクトでも仕様や風格も全然違います。

今回は、大塚家具で購入されたマルト・スタム氏のチェア。カンティレバーの原型と言われるだけはある美しくしなやかで絶妙なテンション。

バックレストとシートは厚みのあるしっかりとした牛革によるしっかりした座り心地。

このチェア以前は脚は4本で支えるのが定番でしたが、この椅子以降は様々な脚の形が生まれ現在ではチューリップチェアのような1本脚なども。

カンティレバーは、クッションの代わりがスチールパイプのしなりにあります。体系や体重によって変わるようにバランスを取ったデザイン。

トーネットとブランドネームが付くと数十万円と価格が跳ね上がります。本格的な導入の前にこういった椅子で試行錯誤するのも一興ではないでしょうか。
リプロダクトとはなりますが、しっかりと錆を落とし取れる汚れは可能な限り排除しましたので、気持ちよくお使いいただけると思います。
まずは1920年代に生まれた名作チェアを楽しんでいただけると幸いです。
