Paul Frankl style
3P Sofa
ラタンフレームにレオパード柄のクッション。
ぱっと見は、南国のホテルラウンジに置いてありそうなソファです。
ただ、実際に見ると印象はもう少し複雑。
ゆったりした空気はあるのに、どこか都会的。
柔らかな素材を使いながら、全体にはモダンな緊張感があります。
モチーフになっているのは、アメリカンモダン黎明期に活躍した Paul Frankl のラタン家具。
後のミッドセンチュリーデザインにも繋がっていく感覚が、このソファにもちゃんと残っています。
リゾートの顔をしたモダニズム

ポール・フランクルは、高層建築から影響を受けた“スカイスクレイパー家具”で知られたデザイナーでした。
そのせいか、ラタン家具になっても単なるリラックス感だけでは終わりません。
このソファも、曲線を使いながら全体はかなり整理された印象。
アームのラインやフレームの重なり方にも、どこか建築的な雰囲気があります。
リゾート感がありながら妙に都会っぽく見えるのは、その辺りなのかもしれません。


幅広のアームに、厚みのあるクッション。
構成だけ見ると、かなりどっしりしています。
でも、ラタン特有の抜け感があるおかげで、不思議と重たく見えません。
存在感はしっかりあるのに、部屋には自然と馴染みます。
このバランス感はかなり魅力的です。

このソファでまず目を引くのは、やはりレオパード柄のクッション。
インパクトの強い柄ですが、不思議と嫌味がありません。
ラタンフレームの自然な素材感や、全体の落ち着いた構成がうまく中和していて、派手さだけが前に出ないバランス。
むしろ少しアバンギャルドで、モダンな雰囲気すら感じます。


ブランドネームが強く前に出る個体ではありませんが、作りを見るとかなりしっかりしています。
特にクッションは、厚みがあるだけではなく内部にスプリング入り。
座ると見た目以上にしっかりとした掛け心地です。
ラタンフレームの曲げ加工も丁寧で、雰囲気だけの家具ではないと感じられます。
見た目のインパクトだけでは終わらず、ちゃんと使うことまで考えられているソファです。
ミッドセンチュリー空間だけじゃなく、ナチュラル系やホテルライクな空間にも自然と馴染みます。

正直、以前まではレオパード柄にそこまで良い印象を持っていませんでした。
でも、このソファを見ていると、それも結局は使い方次第なんだなと思わされます。
ラタンの軽やかさ。
建築的なフレーム。
そこへ柄が加わることで、ただ派手なだけではない空気感がちゃんと生まれています。
豹柄も
趣向を凝らせば
良く見えたりすんね
そんなことを、自然と思ってしまう一台でした。































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