Poltrona Frau
DU30
皆さんは椅子を選ぶ際に、何を重視して選ぶでしょうか?
デザイン性、座り心地、素材、サイズ感、今持っている家具や空間と雰囲気が合うか...等、人それぞれ様々な基準を持っていると思います。
その基準が全て揃うものはなかなか見つけることが難しいかもしれませんが、何か一つで妥協してしまえば後はもう完璧!ということも良くあります、でも出来る事ならその基準全て満たしたい...!!
本日はそんな方にオススメしたい、個人的に「全ての基準を満たしてしまっているんじゃないか!これは!」という椅子が入荷致しましたので、ご紹介させていただきます。
その椅子は全てを叶えてくれるかも
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今回ご紹介させていただくのは、“ポルトローナフラウ Poltrona Frau”より“DU30”ダイニングチェア。
1912年、イタリア・トリノの地で創業者“レンツォ・フラウ”によって創設されたポルトローナフラウは、職人の卓越した技術を駆使し、革張りのアームチェアやソファをはじめとしたラグジュアリーな家具を製作しているイタリアの高級家具メーカー。
その高い品質が評価され、フェラーリやマセラッティなどの高級車の内装や、EU議事堂やディズニー・コンサートホールなど世界各国の数々の劇場やホール、有名ブランドの店舗の内装などを手掛けており、最高級の革を纏った家具たちはイタリアの「家具芸術」と称されるほど確固たる人気と地位を築いています。
今回入荷した“DU30”ダイニングチェアは、1953年にイタリアのデザイナー“ガストン・リナルディ Gastone Rinaldi”によってデザインされたもの。
本作を発表した翌年の1954年には、歴史と権威のある世界的な工業デザイン賞として知られている、コンパッソ ドーロ賞の記念すべき第1回目を受賞しています。
目を惹くレッドカラーのレザーに、ブラックのペイントが施されたアイアンのレッグ、言葉だけ聞くと奇抜に思えますがその奇抜さを感じさせないのは、シンプルなデザインと溢れ出る上品な高級感があるからでしょうか。
よく見るサイドシェルチェアにも似た、背もたれと座面が一体となったシートは見るからに触り心地や座り心地が良さそう。
張地には上品な艶のあるモチっとした独特の柔らかさを持つ、「ペレフラウ Pelle Frau®」と呼ばれる最高級の革を使用。
仔牛の革の上質な部分だけを厳選、21ものなめしの工程と独自技術による染色を施し、鮮やかで美しい発色と共に、滑らかで柔らかい質感を実現。
ペレ・フラウの「ペレ」とは、イタリア語で「革」を意味し、「フラウの革」と名付けられたそのレザーは、ポルトローナフラウが世界に誇る最高の革素材といえます。
シート内部には発泡ポリウレタンを使用。試しに座ってみて感じたのが何となく表面は柔らかなクッションで、その奥に低反発の弾力のあるクッションがある感覚...柔らかすぎず硬すぎずで安定感のある座り心地。
スチールチューブを曲げて成形した4本のレッグは、しっかりと地面を捕らえてグラつきを軽減。
包み込むような独特な形のシートがしっかりと身体を支えてくれるので、長時間の着座も楽に行うことができそう、ダイニングチェアですがデスクチェアとしてお使いになるのも良いかもしれません。
ペレ・フラウレザーは通気性、摩擦、汚れに対する耐性を保証できる原皮のみを厳選して作られているため、簡単に汚れや傷が付くことは少ないと思いますが、本革は定期的にお手入れすることでより長持ちし、乾燥や湿気などの敵から守ることができます。
使っていくうちに艶が出てきたり、手触りもどんどん柔らかくなっていったりと、その頃には自分に一番フィットする唯一無二の椅子になっているかもしれません。
ミッドセンチュリースタイルのインテリアには勿論、モノトーンなお部屋の差し色として、配色を工夫すれば和モダンにも、スペースエイジなインテリアに合わせてもオススメ。
デザイン性、座り心地、素材、サイズ感、雰囲気、椅子選びの基準を満たしてしまっているような、上品で華やかな”ポルトローナフラウ”の”DU30”ダイニングチェア。
発表から70年以上経っているとは思えないそのデザインは、空間を一気にモダンでラグジュアリーな雰囲気にしてくれそうです。