Artifort by HOUTOKU Vintage Lounge Chair

人々がまだ見ぬ宇宙にときめいた60年代、個性的な存在感を放つ「スペースエイジデザイン」が生まれました。ポップな色使いや独特な曲線を使ったデザインは、今でも懐かしさと新鮮さの両方を感じさせる不思議な魅力がありますよね。本日は、そんな宇宙や未来への憧れを感じるアイテムのご紹介です。

いつの時代も新鮮な、スペースエイジデザイン

>>この商品の詳細を確認する ご紹介するのは、1960年代オランダの“アーティフォート Artifort”社より発表されたラウンジチェア。デザインを手掛けたのは同社でオフィス家具や空港のラウンジを担当していた“ジェフリー・ハーコート”です。同氏は、1968年に公開されたSF映画「2001年宇宙の旅」に登場する、月面のクラビウス基地会議室の椅子デザインを手掛けたことでも知られています。こちらのラウンジチェアもキューブリック作品に出てきそう。 光沢あるフレームに、厚みのあるPVCレザーシート、スチール製のラッパ脚といった、異素材を組み合わせた近未来感にワクワクする1脚。無駄のない洗練されたデザインと遊び心のある有機的なフォルムに、一目で心掴まれます。 魅力は何もデザイン性だけではありません。Rを描いた肉厚のクッションは、幅も広く、ゆったりと身体を包み込むような座り心地。クッションのウレタンも全て交換済みとなっていますので、しっかりとした弾力もあります。またアームが無いため、胡坐をかいたり、脚を横に投げ出す事も可能。360度回転する便利なスウィベル機能も嬉しいですね。 こちらは1970年に“ホウトク HOUTOKU”社がライセンスを取得し、製造販売していたビンテージ品。オフィス家具や学校向けの机や椅子で知られるホウトクですが、私自身も小学生の頃、ホウトクのシールが付いた机と椅子で授業を受けていた記憶があります。やんちゃざかりの子供が使っても動じない頑丈な家具造りが必要とされるホウトクの、高い技術力がこちらのチェアにも生かされています。 丸みあるフォルムと浮遊感が印象的なチェアは、オランダの斬新な発想と日本の高い技術力が生み出した名作プロダクト。宇宙を夢見た時代の熱も伝わってきます。いつの時代も新鮮なスペースエイジデザイン、是非お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。