THE PENNY WISE
CUPBOARD OF SOLID PINE
八月も間もなく中盤が見えて来る頃となりました。
湿度が多い日本の夏は息苦しい事も多いですが、その代わりに良い事もあります。それは、香りに関して気が付きやすいということ。
調べてみると、乾燥しているとすぐに薄まってしまう香りの成分が、空気中の水分にとどまる事でよりはっきりと感じられるようになるそうです。
今回のアイテムも、そんな香りを特徴の一つに持つ素材が使われているのです。
松の香さわやか

今回はペニーワイズ | THE PENNY WISEからカップボード。
1981年に当時では珍しいイギリスのビンテージ、アンティーク家具の取扱いに始まり、世代を超えて受け継がれる家具の魅力を国内生産で作り上げたオリジナルプロダクト。
良いものを使い続けるという丁寧な暮らしを求める人から切れる事のない、高い人気を誇っています。


自然由来の素材から感じられる、オーガニックな感触。
人が積み上げた科学技術によって作られるガラスや金属という無機物にはない、息づいた命の感触。
それは様々な五感に静かに語りかける、純粋な魅力になっています。

ペニーワイズの代表材でもある、パイン材。日本ではマツ(松)と呼ばれていますね。
松と聞くと、街中で見かけるものは小径木が多いのであまり強度がありそうなイメージはありませんが、ヨーロッパではとても付き合いの長い材(日本でも寺社建築等でお馴染みだったりします)。


針葉樹らしく生育が早いのが特徴ですが、寒冷な地域で育ったパインは目が詰まり、とても丈夫に育ちます。
ペニーワイズのパイン材は、イギリスのアンティークと同じ、この欧州産のアカマツを使用しているのです。


強度はありますがとても手触りが柔らかく、手が触れた時には「ふわっ」と手の温度が伝わる良さがあります。


アンティークらしい、モールディング装飾。
足元が張り出す事で安定感を出し、上端が張り出す事で見た目のバランスを整えている事が分かりますね。
そしてコロンとした把手。開き戸は180度開き快適に使えるように。



蝶番を良く見てみると、この金具はイギリス製。
ぱっと見は分からない所までしっかりとこだわってくれていると、使う側も嬉しくなっちゃいますね。


スタンダードな形に、日本らしい細やかな作り。
使い込んでいく事で生まれる血の通ったような温もりは、使い続けられるように願う、職人たちの様々な工夫によって支えられている事が分かる。そんな素敵なカップボードです。

まだほのかに松の香残る未来のアンティークで、毎日の暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。































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