Bernini
Model 804 Writing bureau
1904年、イタリアで創業した家具メーカー“ベルニーニ Bernini”社。職人文化のあるイタリアならではの技術の高さに加え、世界的デザイナーとの協力によってモダンで機能的な家具を生み出し続けるブランドです。本日はそのベルニーニ社から、職人技とデザイナーのこだわりを感じる工芸品のようなライティングビューローをご紹介させていただきます。
時代を越えた美意識
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名前の通り、書き物をするための机と引き出し収納が備わったライティングビューロー。日頃からデスクを使うわけではないけれど、ちょっと書き物する時のスペースが欲しいという方や、お部屋のスペースを無駄なく使いたいという方にもぴったりな1台2役の便利なアイテムです。
デザインは、1950年代後半から1960年代にかけてイタリアのデザイン運動を生み出したメンバーの1人“ジャンフランコ・フラッティーニ Gianfranco Frattini”によるもの。カッシーナやアルテミデなどの製品を手掛けたプロダクトデザイナーであり、日本ではヒルトン東京の内装も手掛けています。そんな彼が妻のためにデザインしたというこちらは、素材から仕様、構造の全てにデザイナーの美意識が詰まったライティングビューローです。
ベルニーニ社のロゴが刻印された上段の引き出しを引いてみると、蛇腹がすーっと動き出し、ビューローがデスクに早変わり。イタリアの職人の技が活きたこの美しいギミックに、このビューロー、只者ではない…!と感じさせます。引き出した天板は、幅97cm、奥行45cmとデスクとしても十分なサイズ感。チェリー材を使用したビューローに、革張りされた天板とガラス製のボードという見事なコントラストも堪りません。
デスク上には大小さまざまな引き出しが10杯。中央の6杯の引き出しは順番を入れかえることも出来るという、遊び心ある仕組みです。また、引き出し1つをとっても、内部にまで贅沢にチェリー材を使用していたり、取っ手の色が異なっていたり、と丁寧な仕事っぷり。イタリアならではのユーモアと技術の高さが見て取れます。
天板下にもA3サイズが入る引き出しが10杯。計20杯の引き出しを備えていながら、裏面にも収納スペースがあり、収納力も抜群です。360度全方位において隙のないフォルムに加え、ライティングビューローとしての機能性も高く、非の打ちどころがありません。
ディティールの良さを挙げるとまだまだきりがない、魅力たっぷりのライティングビューロー。時代を超越した美意識を備えたフラッティーニの作品は今なお人気が高く、中古市場でも出回ることの少ない希少なお品です。是非この機会に、特別なライティングビューローをいかがでしょうか。