HEREND
干支置物 うさぎ & たつ
気づけばもう12月の半ばに差し掛かってきました・・・。
明日からインプションではクリスマスセールがスタート!でもきっと、あっという間に年末になってしまうのが12月なんですよね。
『師走』と書くだけあるな~、と思うと同時に湧き上がる、どうしてこの漢字を使っているんだろう?という疑問。
諸説あるようですが、「師(僧侶)」のようにいつも落ち着いている人でも、12月は「走」り回るほど忙しい月のため、『師走』と呼ばれるようになったそう👀💡(それ以外にも12月の異称はたくさんあるみたいですが!)
生まれる前から当たり前に存在していた言葉たちも、改めて由来や歴史を知ると面白いですよね。
本日ご紹介する商品も、理由や由来を知ることで、傍に置いておきたくなる。そんなアイテムです☻
守り継がれるクラフツマンシップ
こちらは1826年、ハンガリー・ヘレンド村で開窯した“HEREND(ヘレンド)”の干支置物。
産業革命が進行する時代の中誕生した同社は、今なお熟練のポター(陶工)やペインターたちによって、手作り・手描きの伝統を守りながら、ひとつひとつを精魂込めて仕上げています。
実際に「ヘレンド」というワードで検索をしてみると、手描きとは思えない、鮮やか且つ緻密な模様の施された食器たちに圧倒されます!
そんな同社の干支シリーズは、世界中に伝わる民話や昔のお話を題材に作られているのだとか。
まずはこちらの「うさぎ」から!
アフリカ南部に伝わる「ライオンの王様が村の娘に恋した話」という昔話から着想を得てデザインされたそうで、何ともいえないつぶらな瞳が愛くるしいうさぎさん。
干支のうさぎ(卯)はというと、家内安全や飛躍の象徴とされる他、世界中で幸福のシンボルとされており、各国で古くからお守りとして祀られているとのこと 。
同社の手掛けるフィギュリンで共通するうろこ模様(エカイユ)は、白と金の配色が美しく、高級感のあるモダンな雰囲気が感じられる1点です( ᴗ ̫ ᴗ )
*残念ながら、こちらは既にSOLD OUTとなっております。
続いて、今年の干支である「たつ(辰)」は、中国の「龍窯」といういにしえのお話から着想を得てデザインされたもの。
龍って見た目だけでもかっこいいのに、話のあらすじを読んだら目頭がじんわり熱くなってしまいました。なんて慈悲深い・・・
そんな干支の「たつ(辰)」という漢字、「振るう」という文字に由来する「辰」という文字は、自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表しているのだとか。
十二支の中で、唯一の空想上の生きものであり、それだけでも神秘的!
勇ましい表情に加え、躍動感ある手足や胴体の動き。色味も相まって、今にも天へと舞い上っていきそうな優雅ささえ感じられます.⋆
残り僅かで辰年にも終わりがきてしまいますが、昔話が題材につくられていたり、干支として位置づけられた由来や意味を知ると、その年に限らず飾っておきたくなりませんか?
手のひらサイズの大きさにも、なんだか愛おしささえ感じてしまいました(✪_✪)
守り継がれるクラフツマンシップから生み出された、繊細であり丁寧な逸品。
自宅の小さなお守りとして、是非お迎えしてみてはいかがでしょうか?