HAY PYRAMID DESK

必要最低限のもので暮らすミニマルな生活に憧れつつも、好きなものに囲まれていたいという気持ちは捨てきれず。 できるだけ新しく買い物する時はひとつ何かを断捨離するよう心掛けてはいるものの、実際のところそううまくはいきません。 それならいっそ、すっきりとごちゃごちゃを棲み分ければいいじゃないか。ついに、どちらも同時に叶えられる境地（妥協案？）に達しました。

すっきりを担う

>>この商品の詳細を確認する 収納スペースは、どこに何があるか分かればごちゃごちゃでも良し。リビングやキッチンは、程よくごちゃごちゃしている方が落ち着くこともある。 でもダイニングは、いつでも食事を楽しめるようにすっきりを保っていたい。あとデスク周りもすっきりの方が作業が捗る気がする。 すべて個人の見解ではありますが、家の中でもごちゃごちゃを許容できる場所とすっきりを求める場所は分かれます。 とりわけ後者は、気持ちに緩みが生じてつい置きっぱなしにしてしまったりと常に整然を保つのが困難になることも（私はあります）。 そんな時にこそ借りたいのが家具の力。ここはすっきりゾーンだよと見た目で示すミニマルなデザインの力。 HAY（ヘイ）の「ピラミッドデスク | PYRAMID DESK」は、まさにそれを体現する1台です。 1950年代にWim Rietveld（ウィム・リートフェルト）が発表したピラミッドテーブルを復刻したヘイが、そのデザインをデスクへと継承。 天板にコード孔を設けるとともにオーク無垢集成材からべニア材へ変更することで、軽やかさとコンパクトさ、そしてミニマムな価格を実現しています。 直線的なラインが無駄のなさを際立たせることで、よりコンパスレッグの存在感を鮮明にしているよう。やはり主役は脚部でしょう。 安定感を保ちながら、天板下の空間にゆとりを生み出す。このスペースはそのまま余白として楽しむことも、デスクワゴンを加えて使い勝手を良くすることも可能です。 リザルトチェアが軽さと耐久性を両立しながら美しさをもまとうのは、きっとコンパスレッグがあるからこそ。 でも個人的に逆V字のこの脚は、すっきり見せるという点においてはテーブルやデスクに合わせてこそ本領を発揮すると思うのです。 至ってシンプルな素材と至ってシンプルなデザイン。このデスクがあればきっと、すっきりさせずにはいられなくなりそうです。