HAY

TRAY TABLE COFFEE SIDE TABLE

香川県の古民家をリノベーションし日本の建築とデンマークの名作家具達の融合を楽しめる「フリッツハンセン庵」。

以前は同じテイストで固めたほうがスッキリまとまって見えると思っていたのですが、この展示会を見た時にその考えは180度変わりました。

異なるスタイルのインテリアを合わせて、それがマッチしたときにはまた違う世界が広がります。

個性の魅力と調和したときの魅力

2002年にメッテ＆ロルフ・ヘイ夫妻によって設立されたデンマーク家具ブランド「ヘイ/HAY」。「アート、建築、ファッション」この3つの特性を活かし多くのプロダクトを生み出しています。

今回はその中からシンプルで実用性に優れている「トレイテーブルコーヒーサイドテーブル | TRAY TABLE COFFEE SIDE TABLE」をご紹介します。

全ての面が四角で構成され、黒1色でシンプルな印象。ですがお膳を彷彿とさせるようなデザインが意外な1台です。

個性はありつつも主張は強くなく北欧テイストのお部屋にはもちろん和室にも溶け込みます。もともと床座で生活をしていた日本人にも馴染み、心落ち着くアイテムです。

また、太さわずか8mmの細いフレームが作り出すぽっかり空いた天板下の空間。お部屋に圧迫感がなく広々とした印象を醸し出します。

荷物を置くにスペースとしても使えるうえ、床に座った時には足を投げ出すこともできます。

さらに天板は取り外しが可能。トレイとしてもご活用いただけますが、トレイテーブルシリーズ中でもこの「COFFEE SIDE TABLE」は最も大きく大容量のため、1人で持ちあげるには少し重量感があります。

2人で持つことで安全に持ち運びいただけるので、パーティー時など大勢の人でにぎわうシーンで活躍してくれそうです。

「私たちが夢見たのは、世界中の人々と仕事することでした」というメッテとロルフのメッセージから、HAYが個性を大事にしてきたブランドであることが伝わります。

シンプルだけどお膳を思わせる意外なデザイン、圧迫感のないスッキリとしたフォルム、トレイとしても使える機能を重視した構造。

多彩な持ち味を1つにしたトレイテーブルにもたくさんの個性があります。ご自宅のインテリアと調和させることでとっておきの世界が広がるかもしれません。