HAY
Copenhague Desk CPH90
インテリアを考えるとき、色や素材も大事だけど、私はつい家具の“形”から考えてしまいます。
きれいに整ったものだけで揃えるより、少しラフだったり、どこかクセのあったりするものをひとつ混ぜたほうが、楽しい部屋になる気がしていて。
自分の好きな空間に近づく感じがするから、ついそうしてしまうんですよね。
ほんの少し動きのあるものがあるだけで、部屋の見え方も気分も変わるんです。
きれいに揃えない美しさ

デンマークのファニチャーブランドHAYによる「CPH90デスク」。
リノリウム天板と特徴的な脚部の組み合わせが印象的な一台です。
デザインを手掛けたのは兄弟デザイナーのRonon BouroullecとErwan Bouroullec。
異なる美術学校で学んだ後、1990年代後半から協働し、現在まで多くのブランドと仕事を続けています。
一見シンプルながらも、均一になりすぎないバランスの取り方が印象に残るデザインです。

このデスクの魅力のひとつは、天板の見え方。
テーパー加工によって縁が薄く見え、全体がすっきりと軽やかに感じられます。
断面は層になっていて、そのラインがほんの少しだけポップな印象も加えています。
オーク材の中に見える節も、均一じゃない表情としてアクセントになっています。

脚は外側に見える部分が丸く、内側はややシャープなライン。
丸と四角の要素がどちらも含まれていて、やわらかさと引き締まりの両方が感じられる形です。
その脚は中央ではなく少し寄った位置から、それぞれ違う角度で伸びています。
揃えようと思えば揃えられるところを、あえてそうしていないようなバランス。
このわずかなズレが、全体に動きを生んでいます。

グレーのリノリウム天板は落ち着いたトーンで、空間にすっと馴染みます。
明るめの木との組み合わせなので、カラフルな花器や食器を合わせてもいいし、ブラックのカトラリーや白い器でまとめてもきれい。
なにも置かずにミニマルな空間に置くのも、好きなものをいろいろ並べた部屋に合えわせるのも自然に馴染みます。
リノリウムは亜麻仁油や木紛、石灰石などから作られる天然素材で、環境に配慮されているだけでなく耐久性にも優れています。
亜麻仁油の特性によって抗菌性が期待できるのも日常使いにはうれしいポイント。
床材のイメージが強い素材なので、こうして家具に使われているのを見ると新鮮に感じます。

見た目の軽やかさと。日常で使いやすい実用性。
その両方を成立させているデスクです。
きれいに揃えないことで生まれるバランスは、使っていくうちに少しずつ自分の空間に馴染んでいくはず。
気づけば、その“ちょっとしたズレ”がとても心地よく感じられているかもしれません。































美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて