BRIONVEGA
radio.cubo TS522
1945年設立の「ブリオンベガ BRIONVEGA」。マリオ・ベリーニ やリチャード・サッパー、マルコ・ザヌーゾといったイタリアを代表するデザイナーや建築家と協力し、デザイン性に優れた家電製品を数多く手掛けるイタリアのエレクトロニクス企業です。
そんなブリオンベガ社のマスターピースとも言える、まさに究極のデザインのラジオが入荷しましたのでご紹介致します。
伝説のイタリアンデザイン
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1960年代初頭、日本やドイツのメーカーと競争することを目指していたブリオンベガは、リチャード・サッパーとマルコ・ザヌーゾにラジオやテレビのデザインを依頼しました。
そして1964年に2人がデザインを手掛け、カルト的人気を誇った「radio.cubo TS502」が発売されることに。
発表以来その人気は収まることなく、昨年の2022年にも50周年記念モデルのradio.cuboが発売され、デザインの個性を失うことなくBluetooth接続や液晶ディスプレイなど現代のニーズに合わせ進化し続けています。
そのデザイン性は世界から高く評価され、ニューヨークのThe Museum of Modern Art(MoMA)にもコレクションされています。
今回ご紹介するこちらは、後続モデルの2007年発売「radio.cubo TS522」です。
「radio.cubo TS522」はAM・FMラジオに対応。通常は電源コードを使って使用し、単二乾電池をセットすれば屋外でもラジオ聴いたり、スピーカーとしても使える仕様になっています。
昨今の最新機器と比べてしまえば機能面や利便性はさすがに劣りますが、このラジオクーボはそれらを凌駕する圧倒的なデザイン性という魅力を持ち合わせていると思います。
閉じると近未来を感じさせる見た目に。一見ラジオだとは思いませんよね。
これが1960年代にデザインされていたということが驚きです。
また、素材はプラスチックとザマック(ダイカスト用の亜鉛合金)の2つの素材で構成されており、優れた耐腐食性、耐摩耗性、耐衝撃性を備えています。
耐久性抜群なのでお外でも気にせずガンガン使って頂けます。
その個性的でアイコニックなデザインでカルト的人気を博したラジオクーボ。
様々な芸術品やユニークなオブジェを収集している事でも知られる英ミュージシャン、デヴィッド・ボウイが所有していたラジオクーボが、オークションサイトで3万ポンド(約500万円)で落札されるというエピソードもあるほどです。
近未来風なのにレトロを感じるラジオクーボ。
ラジオとしての使用はもちろん、友達がお部屋に遊びに来た時にはスピーカーとしてカッコイイ音楽でも流しちゃいましょう。
外に連れて行ったり、お部屋にディスプレイするだけでも気分が上がりそうです。
個性とアイデンティティを失わずに進化し続け、50年以上も愛され続ける「radio.cubo」シリーズ。
究極のデザインをぜひ体感してみてはいかがでしょうか。