FLOS
MOD. 2097/50
今日の東京の気温は25度。ついにTシャツ解禁です!
こう暑いと家具もヒンヤリしたものに変えたくなる衝動に駆られてしまいます。
ガラス天板とか、金属フレームとか、白黒の無機質な家具。
ついでに大理石の床も欲しいところ。
いわゆるイタリアモダンのインテリアってやつですかね。
差し色に赤や黄色の家具を入れたイタリアンスタイルのお部屋は、田舎っぺの私にとって『都会的な大人の部屋』って感じがして、憧れでありました。
ということで本日ご紹介するのは、イタリア『フロス| FLOS』のクールなシャンデリアです。
美しきイタリアモダンデザイン
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こちらは、イタリアのプロダクトデザイナー “ジノサルファッティ│Gino Sarfatti” によって1958年に手掛けられた照明"MOD. 2097"。
ヨーロッパの伝統的なシャンデリアのデザインをモダンデザインに落とし込んだ、画期的なプロダクトで現在ではアルコランプ等に並ぶフロス社の代表的なアイテムの一つでもあります。
同氏は生涯で400以上もの照明のデザインを手掛けたと云われており、どのアイテムもシンプルで洗練されたものでありますが、この『2097』はソケットを繋ぐ配線も敢えて露出させる事で、シャンデリアという装飾の多い伝統的な照明を独自のモダニズムで見事に表現しています。
クロームのフレームと優しく灯る多数の灯り。
なんと幻想的で美しいデザインなのでしょう…
設置にハードルの高さを感じますが、しっかり取り付けられたら想像以上に満足して貰えるはずです。
ちなみにこちらの照明、imptionに入社してから何度か目にしていますが、初めて出会ったのはとあるタワーマンションへ出張買取に伺わせて頂いた時。
事前に商品情報は確認するものの、いざ目の前にした時の絶望感は凄まじかったです…。
置いたら棒が折れちゃうし、こんなのどうやって運ぶの?っていう。
当時は分解の仕方もよく分からず、途方に暮れながらも必死の想いでそのまま持って帰ってきたのですごく印象に残っています。
あれから何度か触る機会があり、分解・組み立ての仕方を習得してますのでちょっとばかし説明を。
①中心の支柱に腕木となるネジ式の棒を差し込む
長さは3種類。画像の通り中段に一番長い棒を取り付けます。
②リングを天井に向けた位置で、根元のシリンダーを締め付ける。
これによって棒の緩みが生じなくなります。
③各腕木の付け根から伸びるソケットを、先端の輪っかの下から差し込みネジで固定する
プラスドライバーで、ソケットが動かない程度に締め付けてあげれば問題ありません。
と、意外と簡単で作業はこれだけです。
ちょっとばかし本数が多いですが、そこは根性でカバー。
ただし、天井からワイヤーで吊るす直付けタイプなので設置には専門業社による電気工事が必要となります。電源の配線等、電気工事完了後に腕木を取り付けた方が楽だと思うので、事前に業者さんに確認しましょう!
半世紀年以上も前にデザインされたものなのに、これだけ発展した現代においても評価されているこちらのランプ。モダンシャンデリアの原型ともいえる逸品です。
こちらのお品物は祖師谷大蔵店にて在庫しておりますので、ご不明な点がございましたら是非ともお問い合わせ下さいませ。
TEL:03-5429-9415