FLOS
NOCE T
こんにちは、用賀店のふくです。
本日はユニークな照明をご紹介させて頂きます。
用賀店には2度目の入荷となり、前回はすぐに旅立ってしまった希少なアイテム。
亀の甲羅や車のヘッドライトを想像させる変わったデザインが特徴的で機能も少しユニーク。
是非最後までご覧くださいませ。
光の演出
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この照明はイタリア“FLOS / フロス社”の『ノーチェ T』。
同社の歴史は古く、設立は1960年。
世界中で人気を集めているブランドとなり、日本だと東麻布にショールームを構え、カッシーナやCIBONEなどにも取扱がありモダンデザインが好きな方なら定番のブランドだと思います。

デザインを手掛けたのはアッキーレ・カスティリオーニ氏。
建築や都市設計、家具、照明など多岐にわたり活躍し数々の名作を残しております。
同氏のデザインだと1番有名なのは大理石のベースから優雅な曲線を描きながら伸びるアームを持つアルコランプだと思うのですが、他のアイテムもユニークな表情を楽しませてくれますので見ていて飽きない作品が多い印象を受けます。

このノーチェTもその例に漏れず、非常に面白い形状をしています。
使い方としては脚元を照らす置型のフロアライト兼アッパーライトとして空間に取り入れてもらうのがお勧め。
また、壁の近くに設置することで光の陰影も楽しんで頂けます。

最初に言っていたユニークな機能を見ていきます。
側面に付いたつまみを回すと、なんとライトの向きを変えることが出来るんです。
通常のフロアライトでは出来ない光の演出を楽しませてくれるのがノーチェT最大の魅力と言えるでしょう。

個人的にはガラスカバーに入ったカットが作り出すキラキラとした光に目を奪われます。
カバーを通した光は強すぎるわけではなく、眩しさを感じるほどではありません。
電球を高いワット数にすればまた表情は変わると思いますが、このぐらいの優しい光だと普段使いに丁度良いと思います。

優しい光とユニークな機能で光の演出を楽しませてくれる照明のご紹介でした。
FLOSでは廃番となり、中古市場でもあまりお見かけしないアイテムです
カスティリオーニ氏の名作照明をこの機会にお気に入りの空間に迎えてみて下さい。
