フロス FLOS ケートライブ KTRIBE F2 フロアライト H162cm フィリップ・スタルク イタリア ~薄月の波紋~

UPDATE: STAFF:よしお
フロス FLOS ケートライブ KTRIBE F2 フロアライト H162cm フィリップ・スタルク イタリア ~薄月の波紋~

フロス FLOS ケートライブ KTRIBE F2 フロアライト H162cm フィリップ・スタルク イタリア ~薄月の波紋~

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FLOS
KTRIBE F2

本日は、等間隔で施されたシェード内部の凹凸を柔らかな光が映し出し、幻想的な世界観と都会的な佇まいが同居するイタリアモダン照明の傑作" フロス FLOS "『 ケートライブ KTRIBE F2 フロアライト 』のご紹介♪

薄月の波紋

イタリアを代表する巨匠デザイナー・カスティリオーニ兄弟を中心に1962年に創設されたFLOS / フロス社。アルコランプやメイデイ、グローボール等の名作照明を数多く発表し、世界の名だたるデザイナーと共に世界的照明ブランドとして成長してきました。

同作のデザインを手掛けたのは、現代で最も有名且つ影響力を持つと云われているフランスの建築家兼デザイナー" フィリップ・スタルク / Philippe Starck "。パリのカモンド美術学校を卒業後、ピエールカルダンのアートディレクターを務め、インテリアと家具のデザインを担当。独立後もその類まれなる才能は脚光を浴び、当時のフランス大統領のミッテラン氏により1982年エリゼ宮殿のスイートルームのデコレーションを任された事をきっかけに、世界からも高い注目を集める事となりました。

出世作パリの「カフェ・コスト」、ニューヨーク「ロイヤルトンホテル」、香港「ペニンシュラホテル」、オランダ「グローニンゲン美術館」等のインテリアデザインに携わりました。日本に於いては、浅草の「スーパードライホール」の設計が有名。またドリアデ、カルテル、ヴィトラ、アレッシィ等、世界のトップブランドのプロダクトデザインを数多く手掛けてきました。

クラシカルなシェードの形状をポリカーボネートという人工素材で表現。シルエットと素材感が強調されたシンプルなフォルムデザインとなっております。カラーバリエーションがある中で、今回はモノトーンカラーで落ち着いた雰囲気を醸し出すスモーキーグレー色が入荷しました。

点灯のON/OFFは脚元のフットスイッチを使用。また調光用のスライドバーを使用する事で、インナーフューザーのシルエットがゆっくりと浮かび上がり、幻想的な光が四方にひろがります。

シェード上部はオープンとなっており、直接上方に光を届けます。対してぼんやりと浮かび上がるシェード正面からの灯りは、シェード内側の凹凸により、細かなストライプの様な陰影を演出。消灯時はホワイト色のインナーフューザーの存在感は抑えられ、ダークカラーシェードのフォルムがモダン空間に調和します。また日が落ちて、間接照明としての役割を果たす時、モノトーンの印象から徐々に光の造形として変化していきます。

支柱とベースは光沢のあるメタルカラーの金属フレームを採用。スモーク色のシェードに対してコントラストが生まれ、ワンランク上の都会的な空間演出を可能にしてくれます。

ソファサイドやリビングのコーナースペース等に調和するスタンドライト。入室時に遠目からでも分かるシェードの存在感と高さ設計は、周りの家具とのリズムを生み、ペンダント等のメインライトと美しい陰影のバランスを生み出します。

夜間照明として。また昼下がりにカーテンを閉め、うたた寝を。優しい光が自然と心の癒しになります。

薄雲に遮られて、月がほのかに周囲を照らす秋陰の様に。

光と影の波紋が朧げな雰囲気を醸し出し、穏やかな夢路へと誘います。


フロス FLOS ケートライブ KTRIBE F2 フロアライト H162cm フィリップ・スタルク イタリア ~薄月の波紋~

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