FLOS
AIM Pendant light
派手なのも楽しいけれど、落ち着いていたい。綺麗でシンプルながらも一癖加えたい。
そんな落ち着きつつも遊び心のあるペンダントライトが入荷いたしました。
モダンな蔦が照らしてくれる
アッキーレ・カスティリオーニをはじめ、ジャスパー・モリソンなどの優れたデザイナーとプロダクトを造り、照明デザインを中心に注目を浴びるイタリアのブランド『フロス FLOS』。
そして今回は、パリを拠点にしているロナン&エルワン・ブルレック兄弟が2013年にデザインした『エイム AIM ペンダントライト』をご紹介いたします。
彼らは若くして、「ISSEY MIYAKE A-poc」のパリ店舗をデザインを担当。その後ヴィトラやカッペリーニ社の家具デザインを提供していき、その名が世界中に広まりました。 現在勢いに乗っている彼らのシンプルモダンな照明になります。
真っ先に目に入ってくるのは、コードではないでしょうか。なんと約9mもあるんです。
それは、植物が成長し枝や蔦のように伸びているしなやかさを表現しており、本来隠すもの見せたくないものというイメージを持つコードを、敢えてデザインの一部に取り入れているのです。
ブルレック兄弟らしい斬新なアイディアが際立つデザイン。まるで、人工物で作る自然空間のような雰囲気が感じられますね。
照明のカバーはポリカーボネートを使用。曇りガラスのような雰囲気で、光の輪郭がぼやけ温もりを感じられます。 眩しすぎず、ライト自体もゆっくり眺められる鑑賞できるライト。嬉しい仕様ですね。
シェードはブラックカラー。マットな質感にすることによって、落ち着いた温かみのある黒色に仕上がっております。
形は、シンプルで丸みのある木の実のような愛らしいフォルム。特徴的なコードのデザインを邪魔せず、うるさすぎない大人びた照明にしてくれています。
コードを通した小さなパーツを天井に打ち込み吊るすだけのシンプルな造り。 また、引掛シーリングローゼットとの距離や長さによって自由に調整可能です。ライトの位置は、自由に高さや角度・方向を調整できるため様々な仕様でお使い頂けます。
デザイナー自身も、最大限自由に調整できることを第一にデザインしたそうです。 スポットライトのように上から下に向けてみたり、一つのものに焦点を絞るように高さを低くしてみたりと自分好みに楽しめます。
通常は電源は、工事が必要な仕様のようですが、こちらはすでに引っ掛けシーリングに変更されすぐに使用できるコンディションとなります。 シンプルで主張し過ぎないデザインランプながら、その長いコードと動きのある照明は、点灯していない時も大変ユニークでインパクトのある照明です。 既にメーカーでは受注発注のみの対応のようです。是非この機会にご検討くださいませ。