FREDERICIA
Model 5361 SideTable
北欧家具の名作が、またひとつ入荷しました。
今回ご紹介するのは、デンマークを代表する家具デザイナー、ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)が1966年にデザインした「Model 5361 Side Table」。
時代を超えて愛され続ける、その端正な佇まいには、モーエンセンが大切にした「暮らしのための家具」という思想が、静かに息づいています。
ぜひ、その佇まいと美しいディテールをお楽しみください。
モーエンセンの美学


製作を手掛けたのは、1911年創業という長い歴史を持つデンマークの老舗家具メーカー、FREDERICIA(フレデリシア)。
北欧デザインを語るうえで欠かすことのできない存在であり、1955年からは家具デザイナー、ボーエ・モーエンセンとの協働がスタートしました。
以来、素材そのものの美しさを引き立てながら、使い手の暮らしに寄り添う機能性を備えた家具を数多く発表。
モーエンセンのデザインとフレデリシアのものづくりが響き合い、現在まで受け継がれる名作の数々が生み出されてきました。
「Model 5361 Side Table」もまた、そんな両者の関係性から生まれた一台。


余計な装飾をそぎ落とし、「使うこと」を第一に考えた端正なデザイン。
長方形の天板と4本の脚という、ごくシンプルな構成でつくられた「Model 5361 Side Table」は、一見すると控えめな印象を受けるかもしれません。
けれど、天板の厚みや脚の細さ、全体のプロポーションに目を向けてみると、そこには細部まで丁寧に整えられた美しさがあります。
必要なものだけを残したような潔いフォルム。それでいて、無機質になりすぎることなく、素材の存在感や手仕事の温もりを感じさせてくれるのも、このテーブルの魅力です。


素材には、チーク材を使用したこちらの一台。
「Model 5361 Side Table」は、チーク材のほかにもオークやマホガニー、チェリーなど、さまざまな樹種で展開されていたとされています。
なかでも今回入荷したチーク材の個体は、赤みを帯びたブラウンの色合いが美しく、どこか温かみのある佇まい。
北欧ビンテージ家具らしい、落ち着いた存在感を感じさせてくれます。
穏やかに流れる木目と、年月を重ねることで深みを増した色艶。そこには、新品の家具にはない、長く使われてきたからこそ生まれる豊かな風合いがあります。
木は、時間とともに少しずつ表情を変えていく素材。
同じチーク材であっても、木目の現れ方や色の濃淡は一台ごとに異なり、さらに、置かれていた環境やこれまでの時間によって、それぞれが異なる景色を見せてくれます。
均一ではないからこそ、面白い。

もうひとつ注目したいのが、幅80cm × 高さ54.5cmという、絶妙なサイズ感です。
一般的なセンターテーブルと比べてもコンパクトな幅でありながら、低すぎない高さに設定されているため、ソファに座ったままでも無理のない姿勢で使うことができます。
コーヒーや本を置くのはもちろん、ちょっとした作業をしたり、食事を楽しんだり。
来客時にソファの席がいっぱいになってしまったときには、ダイニングチェアと組み合わせて使うのもよさそうです。
リビングのセンターテーブルとしてはもちろん、書斎のサイドテーブルやベッドサイドなど、暮らしのさまざまなシーンに取り入れやすい一台です。
美しいだけではなく、きちんと「使うこと」まで考えられている。

「FREDERICIA Model 5361」には、デンマークの家具づくりを支えてきたフレデリシアの確かな技術と、暮らしの中で長く使われることを考えたボーエ・モーエンセンの思想が、静かに息づいています。
ビンテージ家具ならではの、時を重ねた風合いを楽しみながら、これから先の年月もまた、この家具とともに重ねていく。
使い込むほどに少しずつ表情を変え、暮らしの風景の一部になっていく家具には、そんな時間を楽しむ魅力があります。
北欧家具が持つ、静かで普遍的な美しさを、ぜひ日々の暮らしの中でお楽しみください。































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