フレデリシア FREDERICIA ハンティングチェア ラウンジチェア レザー オーク材 ボーエ・モーエンセン デンマーク ビンテージ ~ モーエンセンの椅子 ~

UPDATE: STAFF:オカダ
フレデリシア FREDERICIA ハンティングチェア ラウンジチェア レザー オーク材 ボーエ・モーエンセン デンマーク ビンテージ ~ モーエンセンの椅子 ~

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FREDERICIA Hunting Chair

「FDB(デンマーク生活連合組合連合会)」を通し、良質な家具デザインを庶民のレベルにまで広げた ボーエ・モーエンセン。かの ハンス・J・ウェグナー とも公私共に親交が深く、デンマーク家具の黄金期を築いた偉大なるデザイナーのひとりです。 今回はそんなモーエンセンを語る上では欠かせない名作『ハンティングチェア』を紹介致します。

モーエンセンの椅子

>>この商品の詳細を確認する このチェアが初めて発表されたのは1950年の事。家具デザイナー、建築家や職人が協力する事で数々の名作を生み出した「キャビネットメーカーズギルド(家具職人連合)展」においてでした。 1925年よりこの展覧会に出展していたモーエンセンは話題を呼び、後にFDBの家具デザイン部門を任される事となります。 実はこのハンティングチェアが発表されたのはモーエンセンがFDBを抜け、独立した直後の事。庶民を第一に考えた"FDBのモーエンセン"の型を抜け出し、モーエンセン自身の個性が炸裂した1脚なのです。 このチェアの名前はその年のギルド展のテーマ「ハンティングロッジ(狩猟小屋)」に由来します。テーマ通り、非常にワイルドで力強い印象。中世スペインのアンダルシア家具からインスピレーションを受けており、後に生まれる『スパニッシュチェア』へと繋がって行きます。 その造りの複雑さから、発表された当初は製造する事が出来ず、幻のチェアとも言われましたが、後にフレデリシア社から復刻。その後現在まで世界中で愛され、憧憬の眼差しを注がれる名作です。 背座には大胆に極厚の一枚革を使用。こちらはビンテージ品ですので、長年の使用・経年により非常に味わい深い仕上がりです。 革が弛んで来たら裏側のバックルにより締め直す事で張りを蘇えらせる事のできる造り。この合理的な仕様はスパニッシュチェアにも見られますね。 本チェアの大きな特徴となっているのが、これまた大胆な程の後ろへの傾斜。座面フレームはそのまま後ろ側へ大きく伸びて行き、後ろ脚も担う構造となっています。座面高は約30cmとかなり低めに設定されており立ち座りもし易いのですが、一度座ってしまえば立ち上がりたくなくなる極上の座り心地。 ぴょこっと上に向かって飛び出したアームの幅もかなり広く取られており、両腕を預けて至福のリラックスタイムをお楽しみ頂けます。 28歳という若さで、国の文化を担う組織「FDB」の家具デザイン部門を任された超一流デザイナー ボーエ・モーエンセン。そんな彼の象徴とも言える、後世に残る名作『ハンティングチェア』の紹介でした。これからも大切に使い続けて行きたいですね。

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