FREDERICIA
Easy chair 2461
北欧家具の中心地ともいえる国、デンマーク。
日照時間が短く、屋内で過ごすことが多い風土のため古くから盛んに家具作りが行われており、1920年代ごろにはバウハウスに端を発したモダニズムが伝播。やがて機能性と古典的なデザインを改良した独自の「デンマークデザイン」誕生へと繋がりました。
本日は同国を代表する家具ブランドから、上質な佇まいのチェアをご紹介いたします。
北欧モダンデザインの系譜
デンマークで1955年に設立された名門デザイナーズ家具ブランド「フレデリシア FREDERICIA」。
その歴史は古く、1911年に前身となるフレデリシア・ストールファブリックが設立されソファメーカーとして高い評価を得たことが始まりとなっています。
ハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセン、ナナ・ディッツェルなど数々の著名なデザイナーとコラボレーションし、北欧のモダンデザイン家具のシーンを牽引するブランドとして高い人気を誇ります。
デンマークを代表するデザイナー「ソーレン・ホルスト Soren Holst」が1984年にデザインした「イージーチェア Easy chair 2461」。
厚みのある無垢材とブラックレザーのクッションで、重厚感漂うシックなデザインの一脚。
同氏が師事したボーエ・モーエンセンのイージーチェア2254からインスピレーションを得たとも言われており、2461は更にフレームを直線的にした都会的なデザインです。
「家具とは、外観の耐久性こそが最も重要な要素であること」という 、ソーレン・ホルスト自身の信念を感じさせる堂々とした存在感。
幅広でフラットなアームは同社を代表するスパニッシュチェアを彷彿とさせるようなデザイン。
肘を預けるだけでなくカップやグラス、スマートフォンを置いたりとサイドテーブルとしてもお使いいただけそうです。
今回入荷したモデルは、フレデリシアの製品を取り扱う国内のショップ「アクタス ACTUS」限定の特別仕様。
本来のモデルではフレームにオーク材を用いるところを、希少なマホガニー材を贅沢に使った逸品へと仕上げられています。
世界三大銘木にも数えられる程のマホガニー材、より落ち着いたダークブラウンの色味がスマートで上品な空間を演出してくれそうです。
シートはやや後方に傾斜しており、身体を委ねてゆったりと寛ぐことができるデザイン。
さらに座面と背もたれは1段階角度を調整することもでき、お好みの体勢でお寛ぎいただけます。
また、計3つのクッションはそれぞれ簡単に取り外すことができるため、お掃除やメンテナンスも簡単に行うことができます。
ブラックレザーとマホガニー材の重厚感と気品あふれるモダンなスタイルの「イージーチェア Easy chair 2461」。
ウレタンとフェザーを使用したクッションで、やすらぎのひと時にピッタリな一脚です。
シックなスタイルで北欧モダンやアーバンスタイルのお部屋など、落ち着いたインテリア空間におすすめのチェアをこの機会にぜひご検討してみてはいかがでしょうか