Fredericia
Arm chair Model 3258
本日はデンマーク" フレデリシア / Fredericia "より、ソーレン・ホルスト SørenHolst デザインのアームチェア Model 3258のご紹介です。
時代と共に名作を生み出してきた名門の希少プロダクト
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" フレデリシア / Fredericia "。ボーエ・モーエンセンやナナ・ディッツェルをデザイナーに起用し、歴史に残る家具の名作を次々と発表しています。
その歴史はとても古く、設立は1911年。1955年にアンドレアス・グラベセンがフリデリシア・ストールファブリック社を買収した事から始まり、以後、50年以上に渡ってモダンデザインを牽引するデンマークの老舗家具ブランドとして世界中に認知されています。
デザインは" ソーレン・ホルスト / SørenHolst "。デンマーク王立芸術アカデミーで家具のデザインを専攻した後、多くのデンマークの建築事務所に努めた後、1987年より同校で教鞭をとり、インダストリアルデザインのプロジェクトリーダーにもなった現代のデンマーク家具界を代表するデザイナーです。
今回入荷したアームチェア Model 3258は1970年代頃に発表された作品で現在では廃番となっている大変希少なビンテージのチェア。一見するとボーエ・モーエンセンのアームチェアにも似たデザインですが、それもそのはずでソーレン・ホルストはモーエンセンから強く影響を受けております。
正面から見た時のすっきりした印象や身体のラインをしっかりとサポートしてくれる背もたれ、そして手に馴染むようなアームのデザインなどモーエンセンの作品のように思えますが、建築物のような無骨さと繊細さを伴ったフレームデザインは工業デザインに重きを置いた趣向が得意であった同氏ならではの特徴と言えます。
サイズ感はコンパクトになりますが、背もたれや座面が広く設計されています。また、上品な生地の質感、やや柔らかめのウレタンによりとても座り心地の良いという感想を持ちました。ご自宅はもちろんですが、ショップやサロンなどの店舗用としても活躍が期待できるでしょう。
アームチェア Model 3258は、様々シーンに溶け込みながら北欧の雰囲気や快適な座り心地を空間に提供できると思います。国内では中々お目にかかることの無い希少なアイテムですので、この機会をお見逃しなく。