Fritz Hansen
PK22 Easy chair
ポール・ケアホルムによる自身のイニシャルが商品名にもなった名作チェア『PK22』。オーガニックなラタンを使い天然素材の心地良い感触と、ベース部には無機質で剛性を活かしたステンレスバーを取り入れ、どなたが座られても適度なテンションを実現する優れたデザインチェアとなります。
北欧名作家具の中でも異彩を放つ軽快なデザイン
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このPK22の開発には、ケアホルム自身が強い影響を受けたミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアを超えるようなデザインを追求した結果だそうです。
確かにシルエットが良く似ています。
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ナチュラルで直に素材が感じられるラタン張り。天然の香りやラタン独特の自然な撓みは、プライウッドやペーパーコードのシートとは違ったオーガニックな座り心地。
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丁寧に編み込まれ、均等に張られたラタンはそれだけでも素敵なデザイン。見ても触っても座っても優雅でゆったりと腰を落とせるチェアです。
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PK22は生産性を考慮しデザインされている為、幾つかのパーツに別れ組み合わせが出来るようにデザインされています。大きく違いがあるとすれば、やはりステンレスバーを曲げて造られた脚部でしょうか。座る人の体重を活かしたシートテンションになる構造は、剛性の強いステンレスならではの巧みな構造。
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ラタンにほんの少し赤みが出て来ておりますので、モダン過ぎずリゾートスタイルまでラフにならない程良い扱いやすさ。レザー仕上げですと空間全体の印象に関わりますが、ラタン仕上げであれば様々な空間にも合わせやすく、とても雰囲気の良いデザイナーズチェアとなります。
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現在、国立新美術館などにも置かれておりますので、実物をご覧になった方もいるかと思います。ウェグナーもこのチェアを見て完璧なオブジェと語ったそうです。
ラタンの有機的な外見とエレガントな座り心地をぜひ身近にご堪能下さいませ。