FRITZ HANSEN
PK22
梅雨明けがひたすら待たれる頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。
本日はデンマークの巨匠、ポールケア・ホルムの不朽の名作「PK22」が祖師谷大蔵店に入荷致しましたのでご紹介させていただきます。
主役にも脇役にもなれる椅子
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写真を見て「あー!この椅子見たことあるー!」と思った方も多いのではないでしょうか?
シンプルなデザインだけど記憶に残る。そんな力が名作椅子と呼ばれるものにはあります。
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デザインしたのはポールケア・ホルム(1929-1980)。北欧・デンマーク出身の家具デザイナーです。以前ブログでも紹介いたしました「Yチェア」や後ろにちょこっと見えている「フラッグハリヤードチェア」をデザインしたハンス J・ウェグナーの事務所にも働いていた経歴を持つ方です。
スチールフレームとレザーで構成されたモダンで軽やかなデザインの椅子が、1956年ケアホルムが26歳の時にデザインし、初めて製品化した家具だということに驚きです。実はこの椅子、建築界の3大巨匠のひとり、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアに魅了されたケアホルムが、バルセロナチェアを超えるべくPK22をデザインしたと言われています。
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ケアホルムはスチールに魅了され、家具の素材としては当時まだ一般的ではなかったスチールも、木などの天然素材と同様に芸術的な繊細さをもつ素材であると考え、家具の製作に取り入れました。木製家具が主流の時代に金属を用いた家具を作り続けた彼が異端だとみなされなかったのは、その根底にしっかりとしたデンマークデザインの温かみを感じさせるからではないでしょうか。
「大切なことは、私自身の個性ではなく、素材の個性を表現することです。」
という言葉を残した、彼の家具デザインに対する精神がPK22からも伝わってきます。
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スチールの脚に直線的な背面と座面。素材はレザー・スウェード・ラタン・キャンバスなどがあります。選択する素材によってインテリアの雰囲気もガラリと変わるんです!ご紹介のPK22はブラックレザーになります。モダンなお部屋にとても良く合いますよ!
デザインがシンプルな分どんなお部屋にも合わせやすいのがPK22のすごいところです!
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そして、こんなに薄いのに座り心地も良い!レザーが身体の重みをしっかりと支え、身体の形に合わせてレザーが僅かにたわみ、しっとりとしたレザーの手触りがとても気持ちよく、ラグジュアリーな気分へといざないます。圧迫感も無いので本当に優秀なリビングチェアだと思います。
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主張し過ぎないのに存在感がある。お部屋の主役になる。そして、名脇役にもなれるPK22。
超高額家具なので庶民には手が出しづらい...。でも、頑張っていつかは絶対に手に入れたい名作チェア。それだけの価値があります。
「いいものを長く使いたい」そんなこだわり派の方にオススメな椅子です!
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Item number: HA-03
Size : W63.5 × D63.5 × H72 (SH36) cm
Price : SOLD OUT
詳しい画像やコンディションは
» ONLINE SHOP のページでご確認いただけます。