Fritz Hansen
PLANO P933
機能的で控えめ。
したがってミニマリズム的。
しかしながら溢れる表現力は良質なデザインとなって空間に佇まいます。
本日ご紹介させて頂くのは奥深いシンプルを持つ逸品です。
軽やかな形
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1872年に設立された北欧家具の代名詞、フリッツ・ハンセン。
アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナー、ポール・ケアホルムなど名だたる名デザイナーとタッグを組み、数多くの名作家具を輩出し続けてきました。
とらわれないデザインたちは近代北欧デザインの概念を覆し定着させ、今尚幅広いシーンに影響を与え続けています。
このテーブルのデザインを手掛けたのはペリカンデザイン。
インダストリアルデザインを手掛けていたニールス・ガメルガールドとラーシュ・マティーセンとがパートナーを組み結成されたユニットです。
スタイルは主張しすぎずとも豊かなシンプル。
フリッツハンセンはこのふたりに「4本脚とテーブルトップで構成された軽やかでシンプルなダイニングテーブル」を要求しました。
清潔感あるホワイトの天板。
脚はクローム仕上げのスチールレッグ。
それらの接合箇所のディティールが生むのはまるで宙に浮いているかのような軽やかさ。
一切の無駄を感じさせない仕様ながら訴えかけるデザイン的な意図は空間に馴染ながら存在感を放ちます。
4サイズで展開されるプラーノ。
リビングからワークシーン、公共施設でも用いられる汎用性の高さはこの仕様も関係している様です。
今回入荷したのは扱いやすいワイド140cmのタイプ。
ダイニングテーブルとしては勿論、ワークテーブルとしても活躍してくれそうです。
無駄の無いデザインはエレガントなアクセントを生み、ダイニングから会議室まで幅広い空間と人同士を支えてくれます。
美しく完結したテーブルのかたち。
空間の中で重要な役割を担う名テーブルのご紹介でした。