Fritz Hansen
Seven Chair
北欧家具を代表する傑作作品のひとつ『セブンチェア』。
インテリア紙を覗けば必ずと言っていいほどその姿を見ることができる名作作品です。
流れるようなデザインにシェイプが効いた洗練された佇まいはなんとも言えない美しさを放っておりますね。
本日はそんなセブンチェアの中でも、今ではかなり希少なヴィンテージのチーク材が入荷致しましたのでご紹介させていただきます。
デザインの歴史に名を刻む名作チェア
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現在の北欧モダンデザインの原型を作り上げ、デンマークデザインの父とも呼ばれている巨匠『アルネ・ヤコブセン』。
そんな彼の代表作に数えられ、フリッツ・ハンセン社の中でもアイコン的存在となっているのがこのセブンチェアです。
全世界で500万脚以上売れており、デザインの歴史にも大きく影響を与えているプロダクトです。
その魅力のひとつはなんといってもその洗練されたフォルム。
どんな角度から眺めても芸術的な完成された美しさが私達の目を楽しませてくれます。
この美しい造形美はフリッツハンセンの類まれなるクラフトマンシップから生まれてくるもの。
まず座面は薄い9枚の積層合板で構成されています。一番外側は美しい木目の仕上げ材、内側の7枚はバーチ材で縦目と横目を組み合わせることで、強度を高めています。また補強のため外側2枚の仕上げ材の裏にはインド綿が貼り込まれており、そしてそれらを合わせて3Dプレスマシーンにて加圧・加熱し椅子の形に立体成形していく。すると三次元曲面に成形された、軽くて強く、断面さえも美しいプライウッド製品ができ上がるのです。
こうした一つ一つ丁寧でいて計算されつくした技術が洗練された芸術的デザインを生むのですね。
セブンチェアはその人気から様々なカラーバリエーションや仕上げの仕方があり、自分好みの一脚を揃えるのも一つの楽しみとなっておりますが、今回入荷致しましたのは特に人気で私個人としても一番好きなカラー『チーク材』。
深みのある綺麗な木目と経年を経て綺麗に色づいた発色がとても美しく、眺めているだけでとても幸せな気分になれます。
今では入手することが極めて困難で、ヴィンテージの市場に出てもかなり高額で取引されるようなアイテムとなっておりますので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。