Fritz Hansen SEVEN Caster base

皆さんも8月3日の当店コラムはご覧頂けましたか？（トップページのスライドバナーにUpされています）。80年代のセブンチェアが17脚も入荷したんですが、やはり30数年たったセブンチェアなので、入荷時は補修が出来るのか？再販売の目途がたつのか？とざわざわしていた様です。しかし、今回セブンチェアのリペイントという新しい方法でデザインはそのままに見事に生まれ変わりました。カラーは当店オリジナルとなりますが、希少な正規品のキャスターベースも付属した大変美しいチェアになりましたので、是非ご覧下さいませ。

今までは考えられなかったデザイナーズチェアのリペイント

>>この商品の詳細を確認する コラムには補修前やパティングを剥いだ状態の画像もございますが、今回は本当にビンテージのデザイナーズ家具を扱う当店と致しましては、かなりの決断だったと思います。パティングを剥いだ時のコンディションが見えていないという事とリペイントに掛かるコスト、またユーザーのオリジナルカラーではないセブンチェアへの認識がどういった風に受け取られるかという難題もあったからです。 しかし、専門業者様により丁寧にパティングを取り除き、塗装できるようにメンテナンスしてから色を入れていく行程。これ実は気の遠くなるような作業工程なんです。 しかも17脚・・・。 それから色を決めて塗装、キャスターベースから取り外したシェルへ丁寧に塗って行くそうです。今回の色はムラが出ないように塗るだけでも、相当大変だった事だと思います。ウレタン塗装ですから、色の調合から塗装にスピードが無いと同色においても色味の違いが出てしまうので、その点においても職人らしい素晴らしいお仕事です。 出来上がりから各店舗へ搬入されてから今度は、キャスターベース。30数年経ってますので、錆はかなりありました。ですが各店一人ひとりがカラーに負けない様に一生懸命錆を落とし、キャスターは一つずつ外して清掃したそうです。 キャスターベースのスレ傷自体は無くなりませんが、どれも非常に良く仕上がりました。クロームのキャスターベースと和菓子のような日本らしいカラーが良く似合っています。 今回下北沢店には鳩羽色のような紫がかった淡い色と藍色のようでほんの少し緑が入った鉄紺が入荷しています。従来のようなモダンなインテリアから古民家をリノベーションしたのような和スタイルにも映えるカラーリングです。テレワークでもオフィスでも“ながら作業”が得意なキャスターベース。勉強から記入作業のスペースとPCスペースを座ったまま自在に移動できるのは、とても便利で集中力が切れない使い方です。新鮮で日本らしい趣きのあるカラーリングのザデザイナーズチェア是非楽しんで下さいませ。

フリッツハンセン ビンテージ セブンチェア キャスターベース

フリッツハンセン ビンテージ セブンチェア キャスターベース

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