フリッツハンセン Fritz Hansen セブンチェア アルネ・ヤコブセン ビーチ材 ベントハンセンモブラー シートパッド付き 北欧家具 ~まるで生き物のように~

フリッツハンセン Fritz Hansen セブンチェア アルネ・ヤコブセン ビーチ材 ベントハンセンモブラー シートパッド付き 北欧家具 ~まるで生き物のように~

フリッツハンセン Fritz Hansen セブンチェア アルネ・ヤコブセン ビーチ材 ベントハンセンモブラー シートパッド付き 北欧家具 ~まるで生き物のように~

Fritz Hansen SEVEN CHAIR

一気に寒くなりました。 つい先日まで半袖で外を歩いていたのが嘘のように、すずらん通りから見える人々も冬支度です。 それでも、新しく用意した冬服をおろしたり、首をすくめながら連れ合いと話し込む姿はみんなこの寒さを待っていたんだなと思わせてくれます。 季節が進めば生き物たちは姿をひそめる冬。そうなれば動物たちが持つエネルギッシュな雰囲気はどうやって楽しめばよいのでしょうか。 今回はそんなオーガニックな考え方の人もニッコリな名脚をご紹介。 宜しければ最後までお付き合いくださいませ。

アリの進化系

>>この商品の詳細を確認する 進化なんて言葉を聞くと、どうしても先にポケモンが浮かぶ世代です。 ですが今回に限ってはそれもあながち間違いではないのかな、と思う1脚です。 その名はセブンチェア。デンマークを代表する建築家であり、またプロダクトデザイナーであるアルネ・ヤコブセンによってデザインされた椅子。 ヤコブセンは自身が手掛けた建築で用いるインテリアもデザインを行いました。SASロイヤルホテルにおけるエッグチェアやドロップチェアなんかが有名ですね。 このセブンチェアの前に原型として作られたのはアントチェア。1952年のことです。 自身が設計した製薬会社ノヴォ・ノルディスクのためにデザインした椅子は、プライウッドによる一体成型のシートで作られています。 軽くて丈夫な素材として認知されてきた成型合板(プライウッド)。洗練されたデザインを実現するものとして実用を計りますが、背もたれに掛かる負荷によってヒビが入ってしまったそうです。 何回もの試行の結果、そのヒビが入る部分を取り除いてみた結果アリ(アント)のような形に。 今では当時の3本脚モデルに加えて高い安定性の4本脚も加わり、その可愛らしさを便利に楽しむことができます。 その発展形として生まれたのが今回のセブンチェア。セブンという名前は愛称であり、正確なモデル名は3107。 カウンターチェアや、ホイールが付いた別の仕様もありますが、いずれも3●●7という数字が付いているためその「7」という数字がモデル名になったという説があります。 アントチェアが小椅子といったイメージなのに対して、肩口に沿うように広がった背もたれはダイニングからオフィスまで幅広くマッチする安心感が増したデザイン。 9枚のプライウッドを木目が互い違いになるように重ねたシートはその薄い見た目を裏切る強度。 背もたれと座面のつなぎ目が上になるように置いたシートに成人男性が乗っているいる写真も。。 真似してはいけませんが(笑)その強度が導いた美しさが世の中を驚かせたのは間違いありません。 今回はナチュラルな木目のビーチ材仕様。控えめな黄味が健康的な木の素材感を伝えてくれます。 側面を見るとプライウッドの造りを見て取れます。 ナチュラルウッドならではの仕様ですが、名作と呼ばれるだけあってこの部分の美しさも抜かりなしです。 そのこだわりはシートの裏側にも。中心から伸びるクロームメッキのフレーム。よく見ると4つのパーツが付けられています。 このパーツによって重ねても直接フレームが擦れ合わず、最大12脚までのスタッキングが可能。 そして座面と触れ合っていることで、体重をかけた時には中央 + 4箇所に荷重を分散。 足先を押し下げる働きによって、ガタつきが出ても自重で解消できるような作りになっているのです。 フレーム自体にも微妙に角度が付けられていて、中央は押し下げ、4箇所はそれを解消する仕組みに。 いったい一挙何得なんでしょうか。素晴らしいアイデアが詰まりに詰まっています。 そして最後のポイントはシートパッド。 1948年創業のデンマークの老舗ファニチャーメーカー、ベントハウゼン社が手掛けるセブンチェア用のアクセサリが付属しています。 枯草色のようなナチュラルなクッションの裏には滑り止めも付き、ソフトな座り心地で楽しめる1脚になっています。 実は経堂店にはもう1脚、ホワイトラッカーのセブンチェアが在庫しています。 ポップな色合いの中間色、そしてモノトーンなお部屋でも馴染みの良いホワイトラッカーはお値段もより手頃。 美しさはもちろん変わりがありませんので、今ならお好みを選べるチャンスです。 軽くて強靭、そして美しいセブンチェア。 実はイームズ夫妻のLCM・LCWといったプライウッドによる椅子にライバル意識を持っていた。そんなエピソードの先に生まれた1脚です。 今までに700万脚、そして今も年間30万脚が製造されているという実績もそれを裏付ける正に「名作」。 是非ご自宅でその魅力を楽しんでみて下さい。

Fritz Hansen Seven Chair beech

Fritz Hansen Seven Chair White Lacquer

フリッツハンセン Fritz Hansen セブンチェア アルネ・ヤコブセン ビーチ材 ベントハンセンモブラー シートパッド付き 北欧家具 ~まるで生き物のように~

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