Fritz Hansen
SPACE Coffee Table
最初に見た時に思い浮かんだのは“乳白色の水たまり”。
大きなミルクの一滴がそのまままるく広がったみたいな、やわらかくて少しとろみのある白。
光の当たり方で表情が変わって、なんだかずっと見ていたくなる。
今日はそんな「スペーステーブル」の紹介です。
浮かぶ白い丸

北欧家具を代表するブランド、Fritz Hansen。
その中でもこの「スペース」シリーズは、ドイツのデザイナーJehs+Laubによってデザインされたものです。
シンプルで直線的、それでいてしっかり印象に残るデザインが特徴で、このテーブルにもその魅力がそのまま表れています。

まず目に入るのは、この乳白色のガラス天板。
真っ白ではなくて、ほんのり濁ったやさしい白。
上から見ると、大きな丸い水たまりみたいに広がっていて、どこかやわらかく溶けていくような印象があります。
横から見ると全く印象が変わって、今度はすっと伸びる線の構成が際立ちます。
天板と同じ厚みのスチール板が4本、無駄なく組まれていて、まるで建物の骨組みのようなシャープさ。
この「面」と「線」のギャップが面白くて、見る角度によって全く違う表情を見せてくれます。

さらに天板の縁は斜めに削り取られていて、光が当たるとふっとラインが浮かび上がる。
このさり気ないきらっとした感じが、水のような柔らかさに少しだけ輪郭を与えてくれる印象です。


脚の設置部分がクリアになっているのもポイントで、全体の印象をすっきり見せてくれます。
重さのある素材なのに、その重さを感じさせない浮遊感のある佇まいもこのテーブルの面白いところです。

キャンバスのような白い天板だから、つい色を乗せたくなる。
お気に入りの食器や、ちょっとしたお菓子、グリーンはもちろん、中央にガラスの花瓶でお花を一輪飾るだけでもすごく絵になりそうです。
ガラスとスチールという素材感がしっかりあるからこそ、ふわふわのラグのような異素材と組み合わせて、そのコントラストを楽しめるテーブルです。

乳白色のやさしい白。
水に溶けていくようなやわらかさと透明感。
ふわりとした浮遊感。
きらりと光る輪郭。
そのひとつひとつを、ぜひ感じてみてください。











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