French Vintage
Dining Table
経堂店から数歩先、隣りの隣りの隣りくらいにある小さなレストラン。
道路に面する全面ガラスの引き戸はだいたい開けっ放しになっていて、室内なのにテラスのように開放的。
テーブル席が5つくらいの決して大きなお店ではないけれど昼も夜もにぎわっていて、ワインを片手に食事を楽しむ姿をうらやましく思いながらいつも店横を通っていました。
いつか行ってみたいと思える素敵なレストラン。…まさか移転してしまうとは。
小さなレストラン
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このテーブルを見るとそのお店のことを思い出します。というのも、店内の雰囲気が本当にぴったりでそっくりだからです。
まるでそこだけ日本ではないような異国の風景。イギリスやフランスのちょっと田舎にある食堂といったイメージでしょうか。
すこしヤレた質感のテーブルにベントウッドチェアなどの古い木の椅子が並び、ろうそくのぼんやりとした灯りの中で食事を囲む。
うす暗さとビンテージのインテリアがものすごくマッチしていて、本当によい雰囲気だったのです。
カジュアルで、けれども趣のある食卓の風景。どこか非日常的なヨーロッパの情緒を日常で味わう風景。
もしかするとこのテーブルを迎えれば、レストランからインスピレーションを得たそんな風景が広がるかもしれません。
赤みを帯びたブラウンと黒みを帯びたブラウンが混じり合う木肌に、たくさんの傷や汚れをつけた経年ならではの無二の風貌。
ところどころ補修した痕跡や板の隙間、真っ平ではない天板に抽斗の開け閉めがちょっぴりスムーズでないところも全部含めてビンテージらしさが全開です。
ヨーロッパの古いダイニングテーブルでよく見かける抽斗付きは、もともとカトラリーや布巾などをしまうための仕様。
今回はかなり大容量で、細かなアイテムのほか本や書類、ノートパソコンも入ります。食卓としてはもちろん作業台としてもおすすめです。
雑誌やインスタで気に入ったインテリアを真似してみるように、好きなお店のコーディネートを参考にしてみるのもありだと思います。
とりわけ古い家具は、全く同じデザインや風合いのない一点もの。どれだけ雰囲気が似ようとも、そこにはオリジナルな個性が必ず宿ります。
土台となるテーブルが決まったら、自分のお店を作るように椅子を選ぶ。その過程もきっと楽しいことでしょう。
お家で小さなレストラン気分を味わえるフランスの古いダイニングテーブルで、コーディネートも食事もぜひご堪能ください。