Formio
KF-01 & KF-02 & KF-15
小学校に上がるとランドセルと共に子どもに贈られる学習机、6年間ないしは9年間ほど使うと体型に合わなくなってしまったり、部屋の模様替えをしたいといったような理由からやがては処分してしまうことが多いのではないでしょうか。
こうした悩みや「幼いうちから本物のプロダクトに触れさせたい」といった要望に応えるべく1998年に設立された家具ブランド「フォルミオ Formio」は、子供の成長に伴う様々な変化に対して柔軟に対応できる家具デザインを手掛けています。
本日はそんなフォルミオのデスクとチェア、そして専用ランプの3つが揃った3点セットが入荷しましたのでご紹介いたします。
真に価値あるもの
フレーム左右に無数の穴が空いたデスク、年齢や体型に合わせた細かな高さ調整が可能なフォルミオの設計が全面に表れた構造ですが、シンプルなシルエットの上に整然とネジ穴が並ぶ姿は単なる機能の現れを超えたモダンデザインに繋がっています。
天板は天然木の質感がそのままに感じられる広々としたサイズ感、リノリウム天板とのリバーシブル仕様になっており、デスクでの作業やインテリアコーディネートに合わせて使い分けることができます。
成形合板で作られた曲線的なデザインのチェア、緻密な曲木による造形は単なるキッズチェアではないということを一目で感じさせてくれます。
座面、背もたれの高さを最大5段階まで調整でき、子どもが成長し大人になっても使えるほどに柔軟な調整が行えます。
デスク、チェア共に角を丸めた温かみのあるフォルムですが、フォルミオの家具はそれに加えて塗料などの素材も重視。
デスク天板のリノリウムの原料には植物由来のアマニ油を使用しており抗菌性や耐久に優れるほか、全体の表面ワックスに用いられているのはリノリウムと同じくアマニ油を使用した蜜ろう、自然素材の中でもアレルギーを引き起こしにくい素材で人体と自然に優しい表面仕上げになっています。
フォルミオの家具は主材にブナ材を用いていますが、今回入荷したのはアッシュ材を用いた限定モデル。
わずか400台のみの生産だったことから中古市場でもあまり見られない希少な仕様、アッシュ材特有の繊細な白い木肌と頑丈さはフォルミオが目指す「長く使える本物」に相応しい木材です。
落ち着いた風合いの色味に機能性が表れたモダンなデザインが掛け合わされることで、シックなインテリアコーディネートにもすんなりと馴染んでくれそうです。
デスクのオプションとして今回はランプとフックも付属、デスクと同じアッシュ材でアルミを挟み込んだアームに、キャンバス地のシェードと異素材を組み合わせたコンテンポラリーな構成です。
デスクの左右に設けられたネジ穴で自由な位置に取り付けられるほかランプ自身もアームで自在に位置を調整でき、フォルミオの柔軟な設計が髄所に感じられます。
体型や年齢に合わせて柔軟な調整やアタッチメントなどを取り付けられる機能性と、木の質感を活かした北欧由来のデザインで長く使っていきたくなるフォルミオのデスクセット。
無駄を削ぎ落したタイムレスなデザインは、お子様が成長しても愛着を持って使い続けてくれそうです。
アッシュ材を用いてさらに長く使える本物となった希少なセット、ランプまで揃ったこの機会をぜひお見逃しなく。