FOSCARINI
Caboche Pendant
こんにちは。祖師谷大蔵店本日のブログでございます。本日ご紹介させて頂くのはイタリア・ヴェネチア発祥のブランド、“ FOSCARINI / フォスカリーニ ”デザイナー"パトリシア・ウルキオラ"の照明です。このブランドをご存知の方もそうでない方も、イタリア発祥のモノと聞くと最先端な「THEモダン」なデザインを思い浮かべてしまいがちではないでしょうか。正解です。最早アートにも近い存在の“ Caboche pendant / カボシェ ペンダント ”ぜひご紹介させて下さい。
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私自身に語彙力が無くなんとも言い難いのですが、とりあえずこのデザインが好きだ!と思いました。単純に綺麗や凄い等の感想で済ませたくない、インパクトのある魅力的なフォルム。そのフォルムを作り出しているのは小さなアクリルボールの集合体でした。
このアクリルのボールはシェードの核となるフレームにパチッとはめてあります。流石にたくさんついているので重さはそこそこありますが、当初はもっと重たいガラスで製作しようとしていたようです。ガラスの方が良い!と最初に思ったデザイナーの気持ちは分かりますが、一見ガラスにも見えるので十分アクリルでも綺麗です。
それにしても私にはただの照明には見えず、ついつい見とれてしまします。
というのも個人的な話にはなりますが、私は美術の道を志す人なのですが、そんな私の好きなアーティストの方に名和晃平さんという方がいます。日本の現代美術を代表する一人でもある名和さんの代名詞ともいえる作品に「PixCell」シリーズという鹿の剥製などにガラスビーズを纏わせたものがあります。(知ってる方も多いかと思います!)初めてこの作品が展示されているのを見た時、自分の中の美術に対する新しい価値観が生まれた衝撃を今でも覚えています。心が震えたってやつでしょうか。
もちろん、パトリシア・ウルキオラによるデザインのモノなのであまり言うのもなんですが、そんな大きな感動を与えてくれた作品と通ずるところのあるカボシェペンダントは、冒頭でも書かせて頂いた通り最早アートに近い存在なんだと思います。
日が差し込む部屋に設置したら、きっとキラキラして綺麗なんだろうなと想像が膨らみます。毎日色んな感動を与えてくれそうです。
ランプとしての性能はもちろん◎
アクリルから溢れる柔らかい光はお部屋を優しく照らしてくれます。モダンなデザインではありますが、ポップさも健在。ちょっとレトロなスペースエイジな空間にも良いアクセントとなりピッタリとハマってくれます。
いかがでしたでしょうか。こちらは直付けタイプで電気工事が必須のためちょっと手間はかかってしまいますが、そんな手間をかけるだけの価値があるお品物かと思います。せっかくのおうち時間なのでこんな照明を使って物思いに耽てみるのはいかがでしょうか?