PP Mobler

Dining chairs PP701 Cherry

1953年、デンマークで設立された高品質なデザイン家具を製造する " ピーピーモブラー社 / PP Møbler " より、巨匠 " ハンスJ.ウェグナー / Hans J. Wegner " '65 デザインの名作チェア『 PP701 』のご紹介です♬

ハンスJ.ウェグナーとその妻インガ夫人が最も愛した椅子

天然資源としての木材に敬意を払い、伝統技術を継承した熟練の職人によって製作される丁寧な手仕事が今尚息衝く有数の家具工房であり、彼の作品を最も多くリリースしている北欧を代表するハイエンドなメーカーです。 自ら優れた家具職人でもあるウェグナーは、「 デザインの美しさ 」、「 クラフトマンシップ 」、「 座り心地 」を設計のポリシーに掲げ、これまで500種類以上もの椅子をデザインして来ました。その多くが世界中の美術館でパーマネントコレクションとして収蔵されている事から、彼のカリスマ的なデザイン性がお解り頂けると思います。 こちらは、自邸のインガ夫人の為にデザインしたダイニングチェアで、そのデザインと使い心地の良さから根強い人気を博しています。 彼が「 自らがデザインした数ある椅子の中でどれが一番好きか？ 」と取材されると側に居た夫人が「 PP701 」と答え、するとウェグナーも「 このPP701が最も好きである。何故ならインガが好きな椅子だから... 」と答えたという心温まる逸話のあるチェア。 最大の意匠となるチェリーの笠木は、上下・左右4つの無垢材を十字型の契（ ちぎり ）を施し、寄木に組み合わせたものを縦面から横面へと3次元に鉋で丁寧に削り出したもの。本来「 契 」は、部材を繋ぐ際に接着の強度を高めるパーツであり、それを美的要素としてデザインに落とし込むウェグナーには驚かされるばかりです。 人体工学に基づき食卓に腕が運び易い様に天板高と肘掛高が同じ高さに設計されており、シートに深く腰を掛けると自然な背骨の曲線を保ち、長時間座っていても疲れ難く、日本人の体系にもフィットしてくれます。 やや曲線を描いた座面の張り地には、最高級のエルモソフトレザー（ 本牛革セミアニリン仕上げ ）が使用されており、靭やかで優しい肌触りを提供してくれます。内部のクッションには、適度な反発を生むモールドウレタンが備わり、見た目以上の柔らかな座り心地を提供してくれます。 ウェグナーの作品の中でも数少ない天然素材とメタルの異素材を組み合わせたモダンなデザイン。 1965年に発表されましたが、自邸の完成に間に合わせる為、金属を用い簡素にデザインし、当初は販売予定は無かったとも云われています。 スチール製ではなくステンレスを採用している為、湿気に強く錆びる事もありません。 木製だけのフレームワークとは違い、とてもスタイリッシュな印象で、それでいて経年による狂いの心配の無いタフネスさを秘め、4脚までのスタッキング可能な軽快な機能性も持ち併せています。 半世紀以上も続く普遍性と独創性が織成すPP701に一度座れば、名作たる所以に貴方もきっと納得。 どのアングルから見ても美しいフォルムは、ダイニングテーブルやデスク、オープンスペース等、シーンを選ばず何処へ置いても絵になります。 普段使いは勿論、自慢の一脚としてコレクションに加えてみては如何でしょうか？ 昨今このモデルと類似したカールハンセン&サン『 CH88 』のジェネリック品も巷に出回っておりますが、こちらは不動の風格とメーカーによる焼印「 2005 PP MOBLER DANMARK DESIGN Hans J.Wegner 」がシート下に確認出来る正規品。（参考価格：￥277,560-） 家具にはちょっと煩い本物志向の方やウェグナーファンもきっと多い筈。前回メイプル材の入荷より、約3年振りとなる久々の入荷です！ コンディションも上々なので早めの完売が見込まれます。 是非ご来店頂き、見て・触れて、その良さを実際に感じて頂ければ幸いです。ご来店お待ちしております！

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Item number : RJ28-18

Size : W63×D46×H68（SH43）cm

Price : SOLD OUT

詳しい画像やコンディションは

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