ピーターアイビー PETER IVY ペンダントライト Pendant Light L ミラーリング加工 ガラス作家 ~表現のためのガラスと用途を持ったガラス~

UPDATE: STAFF:ユキナ
ピーターアイビー PETER IVY ペンダントライト Pendant Light L ミラーリング加工 ガラス作家 ~表現のためのガラスと用途を持ったガラス~

ピーターアイビー PETER IVY ペンダントライト Pendant Light L ミラーリング加工 ガラス作家 ~表現のためのガラスと用途を持ったガラス~

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PETER IVY Pendant Light

アメリカ・テキサス州出身で、現在は日本在住のガラス作家 PETER IVY(ピーター・アイビー)さん。 富山県にある自宅兼工房「流動研究所」を拠点に制作し、ライフスタイルへの感度が高い「ARTS&SCIENCE」や「08book」といったセレクトショップでも取扱いのある今注目の作家さんです。 今までインプションにもガラスのジャーやグラスなどが数点入荷していますが、その度に即完売となり人気の高さを実感させられます。 本日は初入荷となる同氏の照明作品をご紹介。器とはまた違ったガラスの見え方やその魅力を見ていきたいと思います。

職人であり、アーティストでもある

ピーター・アイビー

(※ペンダントライト以外の商品は販売済みです。) ピーター・アイビーの作品といえば、薄いガラスとオリジナルの淡いグレー色。 熱せられたガラスに吹き竿を使い息を吹き込み、型を使わずに形を成型していく「宙吹き」という技法を用いて作られており、ハンドメイドならではの豊かな表情が魅力です。 そんな彼がガラス作家としての変貌を遂げたのは、愛知教育大学の教授に就任されたことをきっかけに訪れた日本との出会い。 アートに関心を持っていた「アメリカではガラスは表現のための素材」という認識だったのが、来日してからは「日本では料理を支える器」として用途のあるものづくりへと彼の中で大きく転換していくのでした。 >>この商品の詳細を確認する 彼のグラス作品の中で、「ロッカッケイ」というその名も六角形のカタチをした脚付きグラスがあるのをご存知でしょうか。 その形を応用して今作が生まれたのではないかと勝手に想像していました。 よーく見るととっても不思議なこのシェード。 公式サイトには「独自に調合した色ガラス」としか記載されておらず、詳しい製法は教えてくれていませんでした。 光によってはグレーやグリーン、ブルーなど、様々な色が浮かび上がる独特の色ガラス。 一見不透明なガラスにも見えるのですが、完全な不透明ではなく、点灯すると僅かに光源が透けて見えることに気が付きます。 吹きガラス特有の空気を含んだ気泡も所々見られ、小ぶりながらもどこか特別な雰囲気を纏っていることは誰もが分かることでしょう。 内側は鏡のように灯りを反射させるミラーリング加工が施されており、表面とはまた違った表情を見せてくれます。 内から見ると電球そのものの色が見えるのに対し、外から見ると色ガラスを通した灯りは白く変化する。 近くから見ても素人にはなんでそうなるのかさっぱり分かりませんが、その謎もまた惹き付けられる理由の一つかもしれません。 「夜の闇を楽しむ。」というコンセプトのもと作られたペンダントライト。 たしかに、照明としての光量は弱く、常夜灯のような灯りという表現が一番しっくりくる気がします。 「生活は私の仕事」と話している記事があったくらいに、ピーターは日々の生活の中で彼自身が必要だと思ったものから多くの作品が生まれているそう。 こちらのコンセプトもまた、眠りにつく前の静かな時間にふと思いついたものなのかもしれませんね。 アーティストとして美しいものを作りたいという感覚と、職人として高度な技術をもって機能的で使いやすいものを作りたいという感覚の二つを併せ持った彼だからこそ生まれたカタチ。 ガラスを空間全体でとらえることのできるピーター・アイビーならではの照明作品を、是非生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ピーターアイビー PETER IVY ペンダントライト Pendant Light L ミラーリング加工 ガラス作家 ~表現のためのガラスと用途を持ったガラス~

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