Vintage Lounge Chair
3LC T Chair style
ここ10年に渡り目覚ましい進化を続けている合成素材。
服飾に限らず家具の世界においても、以前と比べ各段に高品質な素材が安価に入手できるようになり、そのデザイン性にも大きな影響を及ぼしています。
そしてそれと比例するように再度注目されているのが "本物の自然素材"。
それも、より地球に優しく、持続可能な素材として、以前よりもその価値を高めているのだそうです。
贅沢な自然素材に身を任せて

中でも環境負荷の少ない素材として知られるのが「レザー」でしょう。
その産地には様々なものがあるとは思いますが、多くのタンナーが生産するレザーの原皮はその殆どが畜産による副産物。
鞣し方によって多彩な性質を与えられ、数十年という単位で使い続ける事が可能。
更にその役目を終えた後も土にも素早く還るという特性があり、非常に高いレベルでエコな素材である事がわかります。


家具の世界においてもレザーを使用した家具は多く存在してきました。
そんな中でもミッドセンチュリー期に当たる1952年に生み出された 名作「3LC Tチェア」は、洗練されたフレームワークと自然の風合いを強く残したレザーによる大胆な組み合わせが特徴。
当時の人々に衝撃を与えたそのデザイン観は、現在の家具デザインにも大きな影響を及ぼしたと言われています。


そんな名作を彷彿とさせるこちらの一脚。
何処か思慮的なリズムを以て佇む3本のポールはそれぞれが"T字"のフォルム。それらをつなぎ留めるフレームもT字のフォルムで、彫刻的でありながらアイコニックなデザインです。
非常にシンプルなフレームワークですがレザーを張るとたちまち快適なラウンジチェアへと変貌し、空間にクール&グランジなアクセントを添えます。


レザーもT字型に裁断されているのですね!
一枚の革であるのにも関わらず アーム、シートそれぞれの立体感がしっかりと出ており、よく考えられたデザインである事が分かります。



今回はimptionにてレザーを新品に張り替えてのご紹介となります。
使用しているレザーは日本が世界に誇る名門タンナー"栃木レザー"によるオイルレザー。
その一枚革を贅沢に裁断し、仕立て上げております。

"栃木レザー"が世界的にも有数のタンナーとして数えられる理由はやはり“フルベジタブルタンニンレザー”に拘り続け、設備においても160にも及ぶピット槽を所有する等、世界随一の規模を以て最高級品質のレザーを生産しているという点にあります。
フルベジタブルタンニンレザーは、他のレザーと比較して段違いに手間と時間を要する生産工程でも有名ですが、薬品等を含めた有害な物質を一切使用しておらず、環境へ対する有害物質の排出もありません。
現在多くのラグジュアリーメゾン、一流のファッションブランドが環境保全への取り組みから積極的にフルベジタブルタンニンレザーを採用しており、これからますます注目される存在となって行く事でしょう。

そしてなんと言っても栃木レザーの特徴は、その仕上がりの美しさと、革としての完成度の高さ。
自然素材ならではの風合いや活き活きとしたハリとコシを残しながらも、柔らかく、革の芯までしっかりと鞣されているので、使い手にじっくりと馴染みながら、経年によって更に深い風合いへと変化して行き、育てる喜びもひとしお。
3LC Tチェアではフレーム内に折り込むようにレザー張りが施されていますが、こちらは一つ一つスタッドによって留められたファッショナブルな装い。
ビンテージが持つ趣と風格はそのままに、よりカジュアルなテイストでお楽しみいただけるので、空間のメインアイテムとしてもお勧めです。

如何でしたでしょうか。
別荘の窓際に置けば贅沢さを演出する一脚として、モダンアートな空間に対してはスパイスを効かせる存在として、様々な場面で多彩な表情を魅せてくれるアイテムとなっております。
一脚のみの入荷となっておりますので、お探しの方は是非この機会をお見逃しなく。































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