PACIFIC FURNITURE SERVICE
DH DINING CHAIR
「かっこいいモノがあるからかっこいい生活があるのではなく、かっこいい人がいるからかっこいい生活がある。」
見た目に重きを置いたプロダクトが溢れる中、それでも素晴らしいプロダクトを作るのはモノづくりに対する情熱でした。
本日紹介させて頂くのは“ パシフィックファニチャーサービス PACIFIC FURNITURE SERVICE ”が手掛ける逸品。
原点の一脚
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東京・恵比寿に店舗を構えるパシフィックファニチャー。
リオンやクラリン、ジェルデ社等の米国家具の輸入販売を始め、USビンテージスタイルのオリジナルプロダクトを数多く発表する国内家具メーカーです。

中でもオリジナルプロダクトは独自の理念や哲学が色濃く反映されており、取り扱う米国の名作に引けを取らないものばかり。
格好良さや可愛さ等の見た目で選ばれる現代、内部の品質やマインドよりも表面上の面の良さを重視するプロダクトにありふれています。
パシフィックファニチャーのプロダクトにはそんな媚は無く、作り出すその全てに強い信念が込められています。

今回ご紹介させて頂くのP.F.S.原点といわれている椅子。
「DH DINING CHAIR」です。
一見して感じ取ることのできる造りの良さとそれに伴う格好良さ。
椅子という家具としての純粋な魅力を持った逸品です。

プロダクトの魅力は見えない部分にも隠れているもの。
近年作られているチェアは合板にウレタンの座面といった仕様が見られますがDH DINING CHAIRは内部も拘られています。
くり抜かれた座面にウェイビングベルトを仕込む伝統的な技法。
これにより叶えられた座り心地の良さと耐久性の両立は素晴らしく、詰め物を変えれば半永久的に使用する事ができます。
ずっしりとした重みに強い拘りを感じずにはいられません。

シンプルで実直な形状を持つDH DINING CHAIR。
椅子として当たり前の形状に込められた拘りと情熱はデザインの一部となり生活に寄り添ってくれます。
故に飽きの来ない点も魅力です。
今回入荷したチェアの張地はレザー。
ファブリックと違い、使うごとに味を増していきます。
木材と同様育て概のある一脚です。

自分たち自身が必要だと感じるものを作り続けるパシフィックファニチャー。
家具は本来生活を共にする為の道具だという事を思い出させてくれます。
毎日を過ごす環境こそ自我の現れる場所。
生活に妥協はできません。
情熱をもって作られる原点の一脚のご紹介でした。
