P.F.S.
DH TEA TABLE WITH SHELF
1988年に設立し、LYONやCLARIN、DAZORなど海外メーカーの家具の輸入・販売を行っている人気のインテリアショップ「パシフィックファニチャーサービス P.F.S.」。
工業系アイテムを中心に発信する傍らで自社オリジナルの家具も手掛けており、流行に左右されることのないUSビンテージスタイルで高い人気を誇ります。
本日はそんなP.F.S.の家具から、ミッドセンチュリーモダンの風合いが特徴のローテーブルが入荷しましたのでご紹介いたします。
変わらないカッコ良さを
こちらはP.F.S創業当時から続くベストセラー"DHシリーズ"の「ティーテーブル TEA TABLE Lサイズ」。
きめ細かい杢目と木肌が奥深い風合いを醸し出す一台、スリムな奥行に対して幅は120cmのため大きめのソファと合わせてもしっかりとマッチするサイズです。
「Dependent house」の頭文字を取って命名されたDHシリーズ。
直訳すると「扶養住宅」といったニュアンスですが、これは日本全国に点在する米軍の居留地を意味しており、戦後日本に進駐した米軍の兵士とその家族が住む米軍住宅が各地に整備された際に生活の上で必要となる家具の製造をGHQの指示に従って全国の木工所が製造しました。
そうした背景から生み出された家具をP.F.Sがその製作工程に至るまで忠実に復刻したのがこのDHシリーズ、米軍家具らしいミッドセンチュリーモダンデザインに落ち着きのある色味の木肌が絶妙にマッチした仕上がりが魅力です。
今回入荷したのはオプションのマガジンラックを備えたモデル。
雑誌はもちろんテレビやエアコンなどのリモコン、ボックスティッシュなどつい生活感が出がちなアイテムを収納しておくことができるようになっています。
見た目にも美しいシェルフですが、元となったローテーブルには本来なかった機能なのだそう、あえてラックを取り付けることでより安定感のあるシルエットにした同社のセンスには脱帽です。
脚は先端に行くにつれてテーパーがかけられているほか、床に向けて広がるように角度が付けられており軽やかで風通しの良いデザインに。
また天板、脚ともに角を丸めたデザインになっているなど細かいディティールが散りばめられていることで、直線を基調としながら単調な雰囲気を感じさせないデザインにまとめられています。
現行で2色展開されているこちらのローテーブルですが、今回入荷したのはダークブラウンのカラー。
主材にはナラ材を用いており、深みのある艶と飴色の木肌で引き締まったシックな雰囲気のあるインテリア空間を演出してくれます。
日本の木工技術とアメリカのモダンデザインとの出会いを忠実に再現したDHシリーズの「TEA TABLE Lサイズ」。
落ち着きのあるナチュラルなデザインでミッドセンチュリースタイルや北欧スタイル、和モダンなど様々なスタイルのお部屋に合わせていただけます。
ナラ材の風合いと洗練されたシルエットに加えて、日本の住環境に取り入れやすいサイズ感も嬉しいポイントです。