Bassett Furniture
Vintage Center Table
・・・床?
いえ、天板です。よくフローリングで見かける木材の切替を模様として取り入れるこの技法。
さり気なくて、でも手が込んでいるようで、派手ではないけどなんだか洒落て見える。個人的に、とても好きなんです。なので、この最大のチャームポイントを全面に出したくて、思わず天板のアップ写真をメインにしてしまいました。
でもよくよく見てみると、一押しポイント満載なこのテーブル。その全貌を明らかにするべく、本日はこのテーブルを主役に選んでみました。ぜひ、ご一緒に堪能してみませんか?
チークとオークが織り成すビンテージ
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古いアメリカの映画のワンシーンに出てきそうな、まさにUSビンテージのセンターテーブル。はっきりとした詳細は分かりかねますが、おそらく1970~80年代頃に生まれた逸品、かと思われます。
木味から溢れるレトロ感。ビンテージ家具好きな方は、もうすでにたまらないはず!です。
そして、まずご覧頂きたいのが一番のチャームポイント(←あくまで、個人的な見解です)=天板。じっくりと味わってほしいので、天板写真3連発!です。
うーん、近くで見てもやっぱり見事な切り替え模様。大部分はチーク材で、その周りを縁取るようにオーク材が配されています。
チーク材だけでも色味の違いでブロック状の模様に見えるのに、木目の異なるオーク材で囲うことで、よりスッキリとした印象になっているような気がします。
それにしてもながーい天板!幅はなんと167cmと3人掛けソファの前に置くテーブルにぴったりなサイズ感です。
しかも角が丸く削られているので、小さいお子様がいるお家でも安心。こういう小さな配慮って、意外に嬉しかったりします。
さらに、引き出しと棚がついた申し分ない利便性。テーブルとして使うだけなら、なくてももちろん困ることはありません。でも何かと散らばりがちなテーブルの上。あると便利なことに疑う余地はないのです!
でもこの細身で長くて収納を備えたデザイン…もしかしたら、AVボードとしてもお使い頂けるかもしれません。
こんな素敵なテーブルを輩出しているのが、アメリカ・バージニア州で誕生した老舗家具メーカー、Bassett Furniture(バセットファニチャー)。その証となる刻印もしっかりと刻み込まれています。
重厚なアメリカンクラシック家具をルーツに、デザインと品質の良さにも定評のあるこちらのメーカー。同国のLANE(レーン)社と並びコレクターズアイテムとしても人気を博しています。
ちなみに、販売店の家具屋さんのシールなんていうのもついています。なんだかステッカーまでレトロなので、剥がすことなく使い続けていただきたいと思います。
ファッションでもインテリアでも、当たり前のように使われる“ vintage(ビンテージ)”という言葉。もともとは、当たり年のワインを指す用語のことでした。
現在では「古くて価値が高い」とか「完成度が高い」とか年代物のアイテムを指して使われていますが、製造から100年以上経過しているアンティークに対して、そのアンティークに満たないものがビンテージ、と簡単に区分けされています。
経てきた年数を感じながら、アンティークへの道のりを一緒に過ごすことができるビンテージ家具。そんな醍醐味も楽しみながら、ぜひたくさん使い込んで頂きたいのです。