HermanMiller・vitra
Eames Side Shell Chair
カフェや古着屋、友人の家などで、ふと座った椅子が「なんだかちょうどいい」と感じたことはないでしょうか。
軽くて動かしやすいのに、座るとしっくりくる。
そんな何気ない日常の中でよく使われているのがイームズのサイドシェルチェアです。
気付かないうちに、一度は触れている人も多いはずです。
日常にある名品のルーツ

このチェアをデザインしたのは、アメリカのデザイナー夫妻であるチャールズ&レイ・イームズ。
1950年に誕生したこのチェアは、「多くの人が使える、良いデザイン」を目指してつくられました。
見た目の美しさだけでなく、量産できることや扱いやすさまで考えられているのが特徴です。

大きなポイントのひとつが素材です。
初期のモデルはガラス繊維を混ぜた「グラスファイバー製」で、表面に繊維の模様がうっすら見える独特の風合いがあります。
ヴィンテージ市場で人気が高いのはこのタイプです。
一方、現在は主にプロピレンという樹脂素材で作られており、より軽く、扱いやすくなっています。
見た目の雰囲気や質感が少し違うので、ここも選ぶ楽しさのひとつです。

このチェアは、アメリカではハーマンミラー、ヨーロッパや日本ではヴィトラが製造を行っていました。
基本のデザインは同じですが、カラー展開や仕上げにそれぞれの特徴があり、インテリアに合わせて選びやすくなっています。

使い方もとても自由です。
ダイニングチェアとしてテーブルに合わせるのはもちろん、リビングでちょっと腰掛ける椅子として置いたり、デスクチェアとして使うのにも向いています。
木の家具やレザーソファの中に一脚入れるだけで、空間が少し軽やかになるのもこのチェアの良さです。
スタッキングできるタイプや脚のバリエーションが豊富なのも、日常使いしやすい理由のひとつです。

長く使われ続けている理由は、特別な使い方をしなくても自然と生活に馴染むところにあります。
使い込まれてきたからこそ生まれる風合いや質感も、この椅子ならではの魅力です。
日常の中に取り入れながら、時間と共に深まる表情を楽しんで頂ける一脚です。































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